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【詩】閉ざされた国


虚無を生きる若者
未来を求める高齢者

知らないほうが幸せだった
無知であるほうが希望があった

通り過ぎる過去を眺めては
未来をそっと置き去りにしているような
今はただの側から見てる傍観者

生きているようで死んでいる
死んでいるようで生かされている
選択肢は自分には無い

閉じていく心と体
早く蓋を閉めて
どうか安らかに眠らせて

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