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新しい仲間 ~もう前に進むしかない~

昨日、芸術大学の通信教育のオフ会があった。

春から入学した芸術大学の通信教育で「アートライティングコース」に3年次編入をした。この学部はアートに対する批評のしかたを学ぶ。新たなアートの観点、批評を世に広めることができるようになる。

そんな自分を夢見て入学!2年間で終わらせて、そして大学卒業資格も手にできる。美術大学への憧れが未だにあり、私はこのまま生きていったら、美術大学へ入りたかった気持ちは怨念と化し、生霊が世の中をさまよう日は遠くない。そろそろ、そんな気持ちにも終止符を打たなければ…、との思いもあり意気込んで入学したが、とにかくオンラインは分かりにくく進みが悪い。

オンラインが無かった世代なので、それだけで分かるように、ってかなり難しい。対面時代は、分からないことはその日の授業の後で必ず潰して帰る。そうやって何とか高校時代や、大学の教育学部の時だって卒業してきたのに…。

それができない。分からないことが、なんとなくモヤモヤ化し溜まっていく。分からないことはノートにメモを取って思い出すようにしているのだが…年齢のせいかノートやパソコンを閉じると何が分からなかったかが曖昧になる…。

「マズい…このままではマズい…」
ただただ焦りばかりが前にでる。

昨日は先生を交えて、オンラインの通信教育で行き届かない細かい部分を質問するという親切な会が開催された。これを逃したら私は卒業できない…。このオフ会にも沢山のモヤモヤをもっていざ参戦!
時間前に待っている人を捕まえては、開口一番、
「授業が分からなくて、どうしたらよいか分からなくて…。」
とにかく不安な気持ちを羅列する。

学年関係なく「アートライティングコース」の人が集まる。だいたい1時間ごとに10人弱の予約が入っているので、その人たちが順番に質問をすると、私も分からなかったことが自分だけじゃないと分かり、安心する。
また、上の学年の卒論対策での悩みを聞くと、将来自分もそんな悩みを持つのだな…。と思ったり。

オンラインで一番体に悪いのが、心配事や悩みが、自分一人のだけのものだと思ってしまう事。そう思うと悩みはだんだん巨大化して心が重くなる。みんなも同じ気持ちだったと分かれば、大したことではないのだが…。

な~んだと安心して帰るところが、やっぱり安心したけど、結局批評するってなんだろう。私は原点が分かっていない。でも、この部分を何度も質問すると勉強していない自分が露呈しすぎてしまう…。
多分、本をたくさん読んでいる同期の子たちを見ると、私も調べて書いていけば出来るようになるはずと思い、この部分は自分の宿題にした。

皆も同じ気持ちだったらしい。質問座談会が終わっても、まだ玄関あたりでモヤモヤを話していたら、先生が「駅前の喫茶店で話そうよ」と誘ってくださった。オンラインでお会いしていた人に、オフ会で会い、話す楽しみ…。

* * * * *

ちょっと余談ですが、この前、都内にご用事がある際にお声かけ頂いたnote仲間のキキさん。お会いした時も、とても楽しかった!
その節はありがとうございました(^^♪

そして、へんいちさんのぐるめぐるの時も一緒だ!(笑)
もう悩みそっちのけで、十分楽しんできてしまった!(笑)

* * * * *

私はギネスの瓶と、チーズ盛り合わせは皆で食べる分を購入。
ノンアルコールの人が多いので出来るだけ静かにしようっと。
先ほど授業の不安についてはだいたい聞いたので、もうあとは勉強するのみかな。なので、喫茶店では違う話を…。

なぜ、芸術大学の通信に?という話になる。
「美術大学に行きたかった気持ちが、そろそろ怨念に代わりそうで…。」
というと、
「分かります、美術の思いは怨念に代わりますよね!」
え、二つ返事で分かってもらえた!
「明日から二日間、デッサンにのめり込んできます!」
というと
「私も、煮詰まると恵比寿でデッサンに没頭しますよ。ストレス解消になりますよね」
うわ~、そんな場所もあるんですね。気持ちを分かってもらえる喜び+場所まで教えてもらえた。嬉しいです!

また、フリーで活動したいと話していると、その場には元フリーの方、現在フリーの方も二人いて個性派ぞろいだったことが分かる。今まで私の周りにはいなかったから、聞きたい事はたくさんある。早速インタビュー開始です。

一番心に残ったのは、
仕事を辞める時、みんな、
『「辞めてどうするの?」とか、「辞めてお金は大丈夫?」とか親切だけれど、辞める間際まで不安になる質問をすごいしてくるよね』
わかる!分かります。その通りでした。

この不安を振り切れず、また就職して仕事を続けていたのだが、今回こそは思いフリーを目指すことを話す。

『そうなんだ!不思議なのが仕事を辞めた途端、
フリーを既にやっている人からは、
「ようこそこちらの世界へ!」とか
「いらっしゃい、ついに仲間だね!」って喜んでくれるんだよ。』
わかる~、それも言われました!(笑)

もうここしか取り付く島も無いと思って、思い切って入った通信教育。ここで、こんなに気持ちの分かってくれる人と出会えるなんて何歳になっても嬉しい。

素敵な仲間と一緒に、卒業まで進むのみ。技術も身につけられるように頑張る。もう本当に進むのみだから。これからが楽しみです!



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