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僕と古着の物語

どうも!古着大好き!前田くんです!
古着が大好きすぎて、古着屋で働く大学生です!
そんな僕と古着との出会いを記しました。
前田ワールド全開の拙い文章ですが、最後まで読んでいただけますと、めっちゃ嬉しいです!
それではぞうぞ!!

第一章「懐かしい、あの日の恋。」

(これはやばい。めっちゃいい。)と、心の中で叫んだ。
大学に入学して間もない秋。何気なく見ていた
あいみょんの「マリーゴールド」のMVで、僕の心は奪われた。
彼女の着ている、黄色のフリースがすごく可愛いかったのだ。
その瞬間、僕は黄色のフリースに恋をする。
すぐに、スマホで「黄色のフリース」と検索する。
すると、古着のパタゴニアのフリースが出てきた。
(おぉ。このフリースいいな。探しに行こ。) 
あの時、何気なく見ていたあいみょんのMVで出会った僕と黄色のフリース。
この頃は自分がこれほど古着が大好きになるなんて、思ってもいなかっただろう。
今、思い返せばなんだか奇跡的な出会いを果たした僕と古着。
そんな僕らの物語はこうして始まった。

第二章「心、揺さぶられる」

まず探しに向かったのは、アメ村。
古着屋さんがたくさん集まる街。
そこで、Google MAPを頼りに片っ端から古着屋さんに入りまくる。
こんなとこに古着屋さんあるの?ってところも勇気を出して行った。
イヤホンつけながら、店内を物色する。
お昼から夜まで、歩き回って色んなお店に行ったけど、その日は黄色のフリースは見つからなかった。

次の日もアメ村と堀江方面に探しに行った。
なかなか黄色のフリースは見つからない。
しかし、某古着屋さんで紫色のパタゴニアのフリースを見つける。試着させてもらった。
(サイズ感、シルエット、凄くいい。)
僕は紫のパタゴニアに心が揺さぶられていた。
そのフリースを手に取り、店員さんに「これください」と言った。
でんぐり返しのような買い物をしている。
あれだけ、黄色を探してたのに、しっかり紫に浮気しているではないか。
まぁこれも古着巡りの面白さか。
値段は約9,000円くらいだったかな?
当時の僕にはとても高価な買い物だったし、かなり背伸びをした買い物だった。
でも、後悔は全くなかった。
お店を出た瞬間、ウキウキ、ルンルン。
テンションを上げまくって家に帰える。


第三章「いつまでも、いつまでも、離さない」

家に帰るとすぐにフリースを取り出し、ファッションショー開始。
鏡に映る紫のフリースを着る自分にテンションが上がる。
気分が上がりすぎて母に買った服と着画を送っていた。
僕にもそんな可愛い時代があったのだ。
その日、1日中僕の目の奥には紫のフリースが焼き付いていた。
あいみょんのMVから始まった僕と古着の物語。
今では古着屋で働き、毎月のように買っている古着との出会いをこうして書いていると、すごく懐かしくて、笑える。
でも、今は素直に古着に出会えて良かったと思う。
僕の人生は古着との出会いで豊かになった。
それは間違いない。
紫のフリースは今なお、着続けているお気に入りの服である。
僕と古着を繋いでくれた思い出いっぱいの紫のフリース。
い〜つまでも、い〜つまでも離さない。

                 おわり


↑当時撮った写真。思い出のフリースです!

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