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車中泊旅の記録~飛騨に行きました → 高山と種蔵集落

2023年秋 飛騨高山に行きました。 若かりし頃に、1度行ったことがあり、よい印象でしたが、今回はイマイチの印象で終わりました。
古い町並みの建物がピカピカになってしまったからなのか、それとも経験を積んだ、私の目が肥えたせいなのか、定かではありませんが・・・
まあこんなものか、と思いつつ次の目的地、飛騨宮川町種蔵集落に向かいました。 
私的に無名の土地なので、期待せず行ったのですが、大正解でした!
高山からの移動途中で車中泊し、翌朝未明に種倉集落に到着しました。
まだ真っ暗で、30分仮眠してから、村の散策を始めました。

昨夜からの雨で、早朝の集落にはモヤがかかり、幻想的な風景が広がっていました。
砂利道を歩いていると、草むらからイノシシが飛び出して、逃げて行きました。ビックリした~
上り坂を軽々と走って行きます。時速40kmで走るだけのことはあります。
突進されなくてよかった~

集落の奥に棚田があるので、迷いましたが車で行くことにしました。
イヤな予感が的中し、方向転換のためバックした時に脱輪して、車の腹が地面に接地し、動けなくなりました。
スロープのように見えていたのですが、実際は段差だったのです!
携帯の電波は届いたので、保険会社経由でレッカーにきてもらいました。
「スタック」ではなく「脱輪」と判定してもらいました。 ラッキ~
スタックなら、約5万円自腹となるところでした。
脱出まで2時間かかり、もうすっかり明るくなっていました。

小さな小屋は板倉といい、翌年蒔く種などが保管されています。
この辺りでは、家は壊しても板倉だけは守れ、という言い慣わしがあります。

集落から出たところで、高山で見たかったところを、スルーしてたことに気づき、戻ることになりました。
同じ道を戻るのは、倍疲れます。
見たかったのは、常泉寺川のバイカモです。
川そばのお家の方とお話をすると、バイカモは水量が一定でないと、育たないのだそうです。 
確かに川岸から湧水が湧きだしていて、夏でも水量が安定していそうです。
高山ではこれが一番よかった。

常泉寺川のバイカモ。花が咲く季節ならもっとイイでしょう。

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