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今季一番の番組 NHK土曜ドラマ「お別れホスピタル」を観て

終末医療のイイ番組です。
エンドロールを観て理解、原作=沖田×華です。
以前放送していた「透明なゆりかご」も最高でした。
病院を舞台にしたドラマは、最新医療の病院で、天才的な医師が活躍するのが相場ですが、この番組は終末病棟の、人間ドラマを描いています。


第1話ではこんな場面がありました。 
お医者さんが、高齢の奥さんと息子さんに、今後のご主人の処置をどうしますか?、と問います。 
このままだと数日中に危険な状況になります、喉を切開手術して1年くらい延命するか、どうしますか、と。 厳しい場面です。
夫や親の生死を、自分が決めなければならない、どういう選択をしても、後悔がつきまといます。
延命処置をどうするか、親が元気なうちに希望を聞いておければいいのですが、「縁起でもない」と怒る親もいるでしょうね。
兄弟がいるなら、揉めないように、方針を話しておくのがイイと思います。

第2話では、この奥さんに、「ご主人に、1日でも長く生きて欲しいと言える、あなたが羨ましい」、という奥さんが現れました。 この奥さんは、ご主人の最後の場面で、「早く逝ってくさい」と耳元でささやきます。

私の最後はどんなだろう?
「ピンピンコロリ」で逝けるだろうか? 
床に伏したままの「ネンネンコロリ」で終わりたくないが・・・

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