運命の人
運命の人ってほんとうにいるのかな
もしも自分にいるのだとしたら
とおくて とおすぎて わからなくなるくらい 遥か昔の時代に
"いつかまた出逢うその時がくるまで 思う存分それぞれの旅を楽しもうね"
と永遠の約束を交わし
永遠のようなお別れをしたのかな
うまれてくるホシが違ったり
住んでる国が違ったり
時代も違いそうだね
時間がかかりすぎて
約束してたことも忘れちゃって
顔も 話し方も 愛しいしぐさも覚えてなくて
挙げ句の果てに 運命の人だと思って一緒になったけど 間違えてたことにすら気づかないまま人生終わってたり
そんなことを何度もくりかえしてるうちに いろんな過ちや心の傷が癒えてきて 一人旅が終わりを迎える頃 きっと予想外のミラクルな展開でそのときはやってくるのかしら
もし運命の人がわたしにもいるのなら
今日もハッピーな妄想はつきない
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?