後北条氏のゆかりの地 あきる野市史跡①
あきる野市 小宮氏・武蔵大石氏・後北条氏の関わり
小宮領を収めていた小宮氏ゆかりの神社仏閣がある。鐘を奉納。
室町時代は武蔵大石氏が高月城・二宮城・戸吹城・法林寺館を拠点とした。
大石氏が神社仏閣の寄進などに携わっている
その後、後北条氏もその神社仏閣の寄進。祈願所としても使用
新開院
臨済宗建長寺派寺院 新開院
住所:東京都あきる野市野辺435
開創は長禄元年(1456)
北条氏康が再興
二宮神社
祭神:国常立尊
住所:東京都あきる野市二宮2252
武蔵国二宮とされたことから二宮大明神とも称され、小田原城主北条氏政から社領500石の寄付を受け、滝山城主北条氏照も崇敬した。
平沢八幡社
小宮神社
祭神:伊弉那岐大神
住所:東京都あきる野市草花275
建立年:承元元年(1207)
建立者:平山季重(平安時代末期から鎌倉時代初期の武蔵七党の一つ西党(日奉氏)の武将)
承元元年(1207)に平山季重が社殿を建立したと伝えられ、小宮領800石の総鎮守だった室町時代には山ノ内上杉一族の小宮上野助憲明が崇敬し、寛正4年(1463)銘の鐘を奉納、その後の領主大石氏、北条氏照も崇敬
花松山陽向寺
住所:東京都あきる野市草花2542
宗派:臨済宗建長寺派
創建:応永3年(1396)
小宮十八騎のひとり高尾伊予守が応永3年(1396)に創建
玉仲建琇禅師(応永5年1398年寂)が開山
玉仲建琇禅師は、室町時代後期から江戸時代前期にかけて活躍した僧で、春林宗俶の法を継ぎ、元亀元年に京都大徳寺112世となった。小早川隆景や今井宗久らと親交を結び、正親町天皇から仏機大雄禅師の号を受けた。
草花山花蔵院
住所:東京都あきる野市草花1740
宗派:真言宗豊山派
利栄上人が弘長4年(1264)に開基した
権大僧都法印清満上人(寛文元年1661年寂)が開山
園花山明王寺花蔵院と号して小名花ノ岡にあった
戦国時代には北条氏照の祈願所だった
それぞれの位置
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