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0からモノを作り上げる喜び


前回の投稿から少し間が空いてしまいました。他の記事で♡くれた方ありがとうございます。大変励みになります。

バケットハットを作るのに夢中になって完成するまでずーっと没頭してまして、時間が少しでもできれば編み編みしていたという感じです。


ユニクロ製品は着心地が良くて大好きですが、店舗に並んでいる大量の服を見ると唯一無二の存在ではないことを実感します。同じ商品がいくつもあるから。


コロナ禍で海外に行けなくなってからは3ヶ月に1回くらい国内の色んな場所へ旅行に出かけるようになりました。その土地の工芸品を見て、職人の手で一から創っているものに温もりというか魂を感じるようになりました。それっきり、食器もタオルもバッグも旅行先から旅の思い出と一緒に持ち帰っています。


一番印象に残っているのは、富山県南砺市にある松井機業さんの絹でできた枕カバーです。

風情のある松井機業さんの町工場


創業明治10年から受け継がれている職人技術で作られる製品に魅せられ購入しました。私の髪質って天然パーマと毎週の海の潮の影響でかなり絡まりやすいのですが、さすがシルク。寝起き後も指通りが継続されます。


自分で作ったバケットハットの話から少し逸れてしまいましたが、自分の生活に使うものを自分で作り上げてみたいという感情が伝統工芸品に触れるにつれて爆発してしまったのです。


最終的に作り上げたバケットハットが大きすぎたのですが、縫い方に関しては初めての割に綺麗にできたし、何より私でも何かを0から作り上げることができたという達成感で自分の自信にも繋がりました。


今回のバケットハット、実は手をつけたのは去年の夏なんです。コロナに罹ってしまった時に身体は元気なのに外出ができなくてとっても暇になってしまった時に、買って満足して放置していた毛糸とかぎ針を掘り出したのです。

当時、動画を見ながら編んでいたのですが、途中で間違えていたことに気づかず進めていて気づいたら歪な形になっていたのです。

萎えに萎えて途中段階にも関わらず再び放置して早1年。先々週、1日暇な時間ができたので放置していたこの途中段階のバケットハットを一旦全て解きました。

解いた時には既に毛糸3玉分編んでいました。

解いたり編んだりして再確認したのですが、1本の糸を自在に操ってモノになるように形成するのって改めて人の技術の凄さを感じました。

夏の富山、涼しくて山々が美しくて綺麗なのですが、オロロには注意してください。車の中に奴が入ってくると本当に厄介です…。




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