スマホからX(Twitter)を消した日
スマホからアプリのX(Twitter)を消した。
イーロンマスク氏の買収による治安の悪化やそもそものSNS特有の悪い空気に嫌気がさしたのが主な理由だ。
実際アプリを消した後の話だ。
ご飯を食べ終わった後や、皿洗いを終えた後、風呂を沸かしている間の時間など細かいところでスマホを手に取る。
だが自分は他のSNSはYouTube(音楽を聴くだけのために利用している)を除いてほとんど使わない。
だからスマホを手に取ったとして、やることがない。
それでも手に取ってしまっているのだ(!)
半ば無意識的によくアプリを開いてタイムラインを眺めていたということを痛感した。
これはあまりにも不健康だ。
今のところ、消してよかったと心から思っている。
「X(Twitter)断ち」に今のところ成功しているのには(自分の分析によれば)理由がある。
ずばり、本をよく読むようになったことが成功に導いたと考えている。
人は常に情報や刺激を求める性質があるという。
SNSなどはそういった人の性質を利用し、収益を出しているわけだ。
(正直、法には触れないにしても悪質だと個人的には思う)
そういう性質はもともと備わっているものなので、それ自体を無くすのは難しい。
だが、(情報や刺激を求める)好奇心の矛先を変更すればSNSに頼らなくとて済むのではないだろうか。
その好奇心の受け皿になってくれたのが読書というわけだ。
自分は食事や家事の後など、(一息つきたくなるような)ちょっとした時間に読書をすることにしている。
本はTwitterなどの短文の集合でもInstagramのような画像動画の集合でもないので、読み続けるには結構なエネルギーがいる。
なので、本を読んでいても”ついダラダラと見てしまって時間を想定外に浪費する”ということはあまりない。
たまたま興味深い部分を読んで、多少のめり込んでもSNSほど(量と質ともに)不健康な時間の浪費にはならない。
そして次の作業にある程度スムーズに取り掛かることができる。
そういうわけで、今のところうまくSNSから距離をとることができている。
もし読書をしていなかったら、一旦Xをやめても退屈に耐えられずまたダウンロードしてしまっていたかもしれない。
好奇心のコントロールも結構大変だ。
(Xをはじめとして巨大企業が我々の好奇心を利用しようとしているのだから…)
しかしまだ完ぺきではない。
自分はまだXのアカウントは削除していないし、スマホにもアプリのYouTubeが残っている。
時には思い切って断つことも大切だろう。
自分は自分の分析に従って、YouTubeの代わりに好奇心の受け皿になってくれる比較的健康なコンテンツを探している。(今のところ候補はCDである。)
それが見つかれば(好きなチャンネルもあるのだが)思い切って消そうと思っている。
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