事件の関与を分けたもの

本日(4/13)付け読売新聞朝刊によれば、米連邦検察が11日、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳、水原一平容疑者について、大谷選手の預金口座から1600万ドル(約24億円)以上を盗んだ銀行詐欺容疑で訴追したと発表。また、担当検事は「大谷氏が自身の口座から賭博業者への送金を承認した証拠はない」と述べ、大谷選手が「被害者」との認識を示しました。

やれやれ、これで一件落着です。ネット上では大谷選手を疑うようなコメントを発していたコメンテーター達に「謝罪しろ」という意見も目立つようですが、所詮テレビのコメンテーターなど、その殆どが無責任な《業界雀》ですから、いちいち怒りの声を上げるだけ無意味な行動だと、私は思います。

それにしても、今回の騒動(事件)で二人の関係者?の関わり方に、何故このような加害者と被害者という極端な違いが生じてしまったのでしょうか。

大谷翔平
【遺伝】10、【対人】8、【本能】17、【本質】19、【天命】27

水原一平
【遺伝】14、【対人】9、【本能】6、【本質】11、【天命】20

水原容疑者の【天命】は一発勝負運の20画であり、《勝負事》が人生そのものであることは論を待ちません。しかし、大谷選手にも同様の0系列数、10画があります。ただ場所が【遺伝】なので、内包している才能、といったレベルであり、本人に大きく影響するポジションではない。そこが違います。

また、水原容疑者の【遺伝】には14画があり、これは浪費運・散財運・消費運など、金と物質に縁が深く、しかし常に流れていて戻らないし貯まらないという数意なのです。だからこそ常に流動的なモノを追いかける、ファッションとか大量消費関連業、金融、運輸などに、職として向いています。水原容疑者は勝負好きなキャラを形作る0系列と結びついたのが不幸の始まり。

ただ、二人の関わりを大きく変えたポイントは他にもあります。それはアスリート数とも言うべき8画の存在です。大谷選手は【対人】つまり職業運としてお持ちですが、8系列のもう一つの数意は《正義感》です。間違ったことが出来ない、悪く言えばアタマの硬いキャラクターが8系列数の持ち主の特徴。大谷選手にあって水原容疑者にないもの、8画。実はここが、今回の「事件」の関係者二人の関わり方を決めたのだろうと思います。8画の持ち主である大谷選手は、そもそも悪いことをする感覚自体がありません。何か悪さをする時自らを思いとどまらせるブレーキが、水原容疑者にはない。ブレーキが壊れていては、暴走するクルマを止めることは出来ませんからね。

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