ニッポン再興の鍵
光希重名士の姓名判断的ココロ(16)
都知事選の混乱でいよいよ増えてきたのか、「法律にさえ抵触しなければ何やっても良いんだ」って考え方。妊婦やしんどそうなご老人・怪我人が乗ってきて自分の目の前に立ってても寝たふりしてやり過ごす、元気いっぱいの高校生や大学生。「歩行者優先だから」とばかりに周囲の迷惑を全く考慮しない歩行者。歩行者のような気になって勝手気ままに走る自転車の中高生。
思うに、日本人のレベル(民度)が下降の一途を辿っています。それには様々な要因が絡んでいるのでしょうが、基本的な原因は教育にあると思います。そしてそれに最大の影響を与えたものが、大東亜戦争後にGHQが行ったWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)でしょう。
そもそも日本はABCD包囲網などにより、大東亜戦争への道へ「追い込まれた」のが歴史上の事実でしょうが、アジアの小国・日本の一丸となった闘い方にアメリカが実は心底怖れていたのでしょう。敗戦国日本が2度と立ち上がれないよう、そして2度とアメリカに刃向かわないよう、国としての弱体化を狙って教育から変えていこうとしたのです。数十年後を見据えて。
骨のある教育者を現場から追放し、自分たちの作った教科書を文句を言わず受け入れる教育者だけで学校や大学を運営させ、古来からの日本の良さを教育現場から排除していきました。テスト勉強が得意な優等生をアメリカの都合の良い考え方に洗脳し、彼らはやがて有名大学を卒業し、社会の中枢を担うようになり…今の「高給取り」はそれらの学者や教育者の弟子ばかり。彼らが日本を牛耳るようになって、ドンドン日本は堕落していったのです。
日教組が力を持ち、道徳教育がなくなり(その後復活したのか?)本来の日本の良さは破壊され尽くされてしまいました。故・安倍元総理が唱えた【戦後レジームからの脱却】とは当にそこにテーマを持っています。洗脳された元優等生が世に多すぎて、なかなか浸透しなかったのが本当に残念ですが。最近やたらとハラスメントが増えたり、人権問題や差別問題・ジェンダー問題などが大きく取り上げられているのにも、一役買っているのでしょう。
大体、恵まれた自然と共に長年生きてきた日本人のDNAが、厳しい自然を征服しなければ生きてこられなかった西欧諸国のDNAと相容れないのは当然の話。無理矢理西欧の考え方に合わせようとする左派・リベラルの考え方は彼我を知らない、偏りすぎた考え方だと思います。日本をアジアの侵略者としての捉え方に縛り付けようとする欧米に毒されています。自分たちの先祖が行ってきた世界中の植民地政策にはほおかむりをし、日本だけに自虐史観を押しつける欧米こそが、歴史の破壊者であり捏造者だと思いませんか。
私を含め、日本人はもっと自国の歴史を理解しなければなりません。全てはそこからです。昔の優れた日本人に戻る意識を1人1人が持たねば、いずれ日本はなくなることでしょう。今現在が、正念場です。手遅れになる前に!