移民問題の根っこにあるもの

光希重名士の姓名判断的ココロ(40)

移民

【天命】16

埼玉県の蕨市や川口市などを中心に、全国各地で移民問題の嵐が吹き荒れているようです。地域によって騒動の大小はあれど、共通の問題が見え隠れ。

それは三つあり、一つは移民の側の問題です。【天命】の16画は衆望運と呼ばれるボス運であり、親分肌で人の面倒見が良い画数。だからこそ「衆望」が得られるのですが、これはつまり移民の側が《日本に入ってきたなら「郷に入っては郷に従え」という日本の文化や慣習にしたがって行動しなければならない》ということに他なりません。日本語圏に入ったら日本語に対する姓名判断の影響下に入りますから、日本国内では「移民」の人達はそういう存在(=親分肌で人の面倒見が良い人)として生きていかないと、少なくとも日本国民の心情的には認めてもらえないということです。認められない相手には村八分で対応するのが日本人。この特性は単純な倫理的意味での善し悪しではなく、時代遅れな考え方でもなく、DNA内にそれはあります。

そんな状況にも関わらず、多くの移民は自分たちのやり方を曲げず、日本の文化や慣習にも敬意を払わず、周囲の日本人にも溶け込まず、多くの場合日本語も習得せずに、自国にいた時のように「やりたい放題」でしょう。古くは朝鮮人、そして中国人、ベトナム人、最近ではクルド人など、基本的には同じ構造です。人数が少ない時には問題は殆どなかった。立場が弱ければ周囲に合わせるしかないから、努力して溶け込むフリをしていたのでしょう。そういう人達に対しては、日本人は親切です。差別も殆どありません。

しかし現在の移民は昔の人たちとは別世界の人間のようです。昔と違い人数が多いので、傍若無人な態度で我が物顔でも、日本の中で暮らしていけると高をくくっているよう。特に最近多いのが永住目的の移住者と不法滞在者。前者は中国人であり、後者の代表がクルド人でしょう。いずれも自分たちのコミュニティを作り、日本の中にまるで〈治外法権のような居住区〉を確立させようとでもしているかに見えます。自分たちの都合だけで日本という「都合の良い国」に移住しようとしている彼らは、彼ら自身の行いから、多くの日本人からその存在を認められることは、今後も決してないでしょう。

第二は「獅子身中の虫」とも言える日本人の存在です。個人的にはリベラル左派と呼ばれる人たちに多い気がしますが、「欺瞞」と「自己満足」そして「偽善者面」が目立つと思うのは私だけでしょうか。問題行動の多い移民の味方をするのは、弱者を救うフリをして自己満足に陥る偽善者か、弱者ビジネスを展開して一儲けしようとするハイエナのような人たちだけではないでしょうか。例えばクルド人に関して言えば、法律の網をくぐり、不法滞在者である彼らを「助ける」人権派弁護士やNPO法人などがそうだと私は思います。不法滞在者を助ける必要はないのです。だって「不法」なんだから。

日本は法治国家です。法律を知っていようがいまいが、法に違反すれば罰せられます。不法に滞在していれば強制送還させられて当然なのです。自国で差別を受けたから、なんとなく安全そうな日本に逃げてきた。短期ならビザも要らないし、親戚や知人もいる。彼らも助けてくれるだろう。そんな理由で気軽に旅行気分で日本に来るのがトルコ国籍のクルド人です。ハッキリ言って迷惑です。歴としたトルコ国民のくせに、しかも国際的に難民と認められるような仕打ちを受けたわけでもないのに、日本に来たらすぐに難民申請を行い、その認定を待つ間不法滞在を続ける。何年も続くその間に、仲間やリベラル左派日本人などの助けでコッソリ労働し、同じクルド人の相手を見つけて結婚し、ちゃっかり子供を作って着々と日本での生活を続けていく…

これ、犯罪者ですよね。難民申請が却下されて強制送還、となっても『そんなことをされたら、日本で生まれた子供達と離ればなれになる、嫌だ!何とかしてくれ!』とか言うわけですよ。そもそもが犯罪的な暮らし方を自分たちの都合だけで日本で始めた、自分たちの責任でしょ? 日本や日本人が頼んだ訳ではない。しかしそれを助けてしまう日本人にも責任はあるのです。

第三は移民の「根性なし」なところ、でしょうか。日本は島国だから陸続きの国境がない、だからこそこれまで独立国たり得たのだ、言わばラッキーだっただけなのだ、と言う人もいますが、とんでもない。海に囲まれた国であるということは、周囲は全て国境ということも出来ます。つまりどこからでも侵略される可能性がある、ということ。実際、海から頻繁に攻められたりもしていますし、少人数の外国人ならひっきりなしに日本に辿り着いています。大きな戦争で言えば二度の元寇が有名ですが、歴史の教科書では「神風」のお陰などと片付けられがちなのですが、とんでもない。必死で国土と国民を守り切った、名もない武士たちが大勢いたからこそ元を負かすことが出来たのです。百田尚樹氏の著作を読んで、私は痛感し、涙しました。

江戸末期もヤバかった。日本が西洋列強に植民地化されなかったのは、当時の日本人自身のレベルの高さ・教育の普及・指導者層の超人的な頑張りなど、様々な要因が重なって独立国としての地位を保つことが出来ました。

先の大東亜戦争に関してもそうです。日本を守ったのは名もなき兵士の皆さんです。私たちの先祖です。先達が守り抜いてきたからこそ、今の日本という国が存在しています。国が自分たちの民族を差別するから、とそんな程度の理由で逃げてくるような根性なしだから、クルド人は「国を持たない最大の民族」などと馬鹿にされるのです。3千万もの人数がいても自分たちの国を持てなかった、自分たちの先祖を恥とも思わず、自分たちは他の国に逃げる事しか考えない、そんな民族に安住の場所などありません。

自国の締め付けが厳しいからとか、経済的な国としての将来性が見通せないからと、日本への永住を狙って、大挙して移住してきている富裕層を中心とする中国人も同じです。自国に問題があるなら自分たちで解決しなさい。それもせず安易に他国へ移住・永住しようなんておこがましにもほどがある。日本に憧れ、日本の文化を気に入り、日本に帰化した中国人もいますが、彼らは例外中の例外でしょう。そんな人には日本人は寛容なのです。昔から。

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