つばさの党が超えた「一線」

先日の東京15区の衆院補選において、選挙妨害で家宅捜索を受けたつばさの党。彼らにも言い分はあって、「各候補者への疑問点をただそうとしただけ。きちんと回答してくれた候補者のところからはすぐに撤収した。逃げる候補者がいるから、そういう陣営を追っただけだ。法は犯していない。」と強弁しているようです。

例えば過去の不倫問題の件やら、学歴詐称疑惑の件やら、自分たちが触れられたくない部分を隠そう、或いは選挙戦にマイナスになりそうな要素から逃げようとするから、そこが問題だとする考え方は一部にはあって、例えばフジテレビの元女子アナ(現在は弁護士)の菊間千乃氏が、テレビ番組の中で『わからんではない』とコメントしたりしているようです。

それに対してSNS上で候補者の1人だった日本保守党の飯山あかり氏が、《菊間千乃さんとやら、大音量で「飯山あかり48歳! 欲求不満か? オレとチューしたいのか?」などと、暴言を吐かれた私の気持ちが分かるか!?》と猛烈に反論しています。

互いに主義主張は異なるでしょうし、相手に直に問いただしたいことは色々あるでしょう、候補者同士の戦いでは。しかし、意味のないセクハラまがいのヤジは〈単なる嫌がらせ〉と捉えられても仕方ないでしょう。冷静さと緻密な戦略が足りない人と党は、政治には向かないのではありませんか?

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