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【戦略的に】 アタマ使って塾選ぶって多分こういうこと

「戦略的」という言葉。

自分はあんまり好きじゃない。なぜなら、

”結局何事もやんなきゃ分かんないし、やれば結局なんとかなるし!!”


という超絶脳筋思考の持ち主だから。
だから、基本的に行き当たりばったりなことが多いし、その方が好き。

ただし、

他人に迷惑をかけない範囲で。


もっというと、


自分に関する物事の意思決定に関しては。


だから、友人の仕事の悩みを聞いてる時とか、
パートナーとの旅行をプランニングする時とかは、


できるだけアタマを使って
(大したアタマではないんだけど)


考えるようにしている。

で、考えるときに意識するのが

『戦略』



という話。

モノを考えるときに、
まっさらな状態から考えるって自分には結構難しくて、

何か拠り所を作って考えるようにしている。

その拠り所の一つが『戦略』という考え方。


さて、

子供の塾を選ぶっていうシチュエーションも、

戦略的にアタマを使わなきゃいけないタイミングの一つだと思う。
(判断基準=自分)



だから今回はそういう話を書いてみる。


0. 『戦略的』という言葉の意味

塾選びのコツ・ポイントなどは様々なところで語られていますが、塾について想いを巡らせる中で、自分なりに考えた塾選びの方法論についてお話しさせて頂ければと思います。
タイトルにもある通り、その方法が『戦略的』に塾選びをするというものです。
戦略という言葉は色々な文脈で色々な意味で使われるため、ここではWikipediaの説明の定義を採用したいと思います。

戦略(せんりゃく、: strategy)は、一般的には特定の目的を達成するために、長期的視野と複合思考で力や資源を総合的に運用する技術・応用科学である

Wikipedia 「戦略」

この定義にもとづき、1. 資源 2. 運用 という観点から、戦略的な塾選びとはどういうものか私なりの考えをお話ししていきます。

1. 塾選びにおける『資源』

資源と聞いて、一番初めに思い浮かぶのはお金でしょうか。塾に通うためには基本的にはお金がかかりますので、家計の中でいくら塾にお金をかけられるかは考えるべきポイントの一つになります。ただ、いくらお金があっても、部活動や習い事、友達とのお出かけなどで忙しく、塾に通って宿題をこなすための時間がなくては意味がないので、1週間でどのくらい勉強に時間を割くことができるか(塾は1週間で授業・宿題をこなすサイクルになっている場合が多いため)も把握しておくべきでしょう。
それらを把握した上で、塾に払わなくてはいけない月謝、塾が生徒に求める勉強時間(授業時間+自習時間)が今ある資源で賄えるかを考えます。また、資源が不足しているなら調達(時間について言えば、他の習い事や遊ぶ時間を減らして勉強に当てるなど)をすることも考えられます。

なお上記では塾を選ぶことをゴールに考えましたが、もう少し俯瞰して、志望校に合格することをゴールに考えたらどうでしょうか。
塾は志望校に合格するために強力なサポートをしてくれるものでしょうが、合格のための必須条件ではありません。(塾に通わなくても志望校合格をしている人は大勢いるでしょう)
その意味で、塾は、志望校合格という目的達成のために、資源(お金・時間)をどこに投下するかという問題に対する一つの選択肢に過ぎません。その上で、本当に塾に通うのがいいのか別の方法がいいのかは、塾選びと並行して検討しておくべきかと考えています。

2. 資源の『運用』について

1の検討を経て、授業料も払えるし、塾から課される勉強時間も確保できることが分かればどこの塾にするかを決められるかというと、当然そんなことはありません。資源を投下するからにはその対価が何かということを考えなくてはいけません。資産運用のように、例えば不動産投資をして家賃収入を得る(あるいは売却してキャピタルゲインを得る)のと同じで、塾にお金と時間を投じた見返りが必要です。それは学力アップだったり、志望校合格だったりという形になるでしょう。
ここでの問題は、塾に入ってみるまで、もっというと試験の合格発表当日まで、その見返りが見えないかもしれないということです。なので私たちにできることはどのくらいの見返りが見込めそうかを判断をすることです。それには、塾のWebサイト等で公表されている合格実績、授業の質や講師の熱意など様々な観点での検討が必要かと思いますが、それらを踏まえてどの塾が一番見返りが見込めるかを判断します。

実際に塾を選ぶのは、考えれば考えるほど難しいことだと思います。どんな素晴らしい合格実績を見せられても、いくら口コミを読んでみても、結局は他人の実績・他人の感想なので、自分(のお子さん)の場合にどうなるかは別の話です。なので、入塾判断以上に重要になるのは資源の運用状況をモニタリングすることです。小難しい言い方をやめると、塾での勉強がうまくいっているかを定期的に確認し、本当にこのままでいいのか、何かを変えた方がいいのかを考えることです。それにあたっては、生徒自身や塾の先生とのコミュニケーションで状況を正確に把握する必要がありますので、そのような体制を塾側がしっかりと用意してくれているかは入塾前に確認しておくことをおすすめします。

3. 最後に

ということで、今回は戦略的な塾選びについてお話ししましたが、少しでも皆様の塾選びの参考になれば幸いです。
塾選びについて、お困りのことや悩んでいることがあれば、ぜひコメントにてお聞かせください。自分にできることがあれば、ご相談にのれればと思っております。

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