なんのために生産性を上げるのか。

5月が終わった。うちの繁忙期は基本的に11月頃から5月頃まで。中でも6月から8月は少し時間がとれる、と思う。その間にスキルを身につけていきたい。

まずはgasの習得をしようと思う。gasをもう少し自由に使えるようになれば、freeeを使った効率化がもっとできるし、効率化をしなければfreeeに投資する意味がないと思っている。そして、あっという間にプログラミングと業務設計ができる税理士が社会に必要になってくるだろう。ExcelVBAを使える税理士が業界を変えるまでにはいかなかったけれど、時代の流れもあってきっともう少し大きな潮流になる。自分たちで業界に大きな流れを起こすことができなければ、おそらく外から大きな変革を起こされる可能性がある。

あとは業務設計。自分自身、業務設計が大事だと考えているけれど、業務フローの整理などはやはりその道の専門家の能力はすごいなと思う。どちらかといえば、ここは他の専門家とうまく連携していきたい。

最近はそうした情報を意識的に発信しているので、ITと業務設計、バックオフィスに関心のある税理士だと認識してもらえていると思う。でも、自分が一番伸ばしたい能力は、そこではない。なんのために生産性を上げるのか。そこにもっと寄り添っていける支援者でありたいと思う。だから今年は「変化の理論」についても勉強を深めていきたい。

ビジネスでも、そうでなくても、自分の行動を通じて、社会に変化を起こしたいと考えている人。その変化の起こし方をサポートしたい。自分がそうした変化の担い手に必要とされるためには、チームでの生産性の上げ方や、正しい変化の起こし方を学ばなければならない。ただ方向性だけ導くのではなく、そのための仲間づくりや、ITを駆使する方法、そのほか変化を起こすために必要なものであれば何にでも関心をもって学んでいきたい。

これまでの人生で、ぼくは変化を起こすことができなくて悩んでいる人に数多く出会ってきた。自分も変化を起こすことに失敗した経験は山ほどある。別に意識が高い訳でもなんでもなく、変化を起こすことが楽しいからだ。

自分から変化を起こすことを拒む人は、いずれ急激な変化に悩まされる。そう自分にも言い聞かせて、毎年毎年自分をアップデートしていこう。




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