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大人の自由研究 そうだ京都行こう。『SDGs×地方都市』

いつもと違う場所に行き、いつもと違う人と話す。観光だけでは見えてこない地域の魅力に触れることも、学びの一つ。

そして、地方には東京ではまだ見えていない社会課題があり、そうした課題に既に取り組む人達がいる。地方に足を運ぶことで、SDGsや未来について考えてみよう。

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ゼロから1を生み出す人になる考え方、これからの未来を変える行動の仕方に関心がある人たちが集まる、元Google人事担当、ピョートルさんによる会員制コミュニティ型サロン「NEW ELITE FORUM」。

ここで繋がった増尾仁美さん達と「SDGs×地方都市」をテーマに地方を巡るツアーをしよう!と盛り上がり、1か月も経たないうちに実現した「大人の自由研究」。

「最初は是非京都に!」ということで京都市のSDGsへの取り組みを紹介し、より良い未来を創り出そうとしている企業を見学しました。

写真は三浦千佳さん。

好きな場所で、好きな時間を、好きな人と。Co-Living(コリビング)サービス ADDress伏見

最初に訪れたのは、♯全国住み放題 でメディアでも話題のADDress関西初拠点となるADDress京都伏見。オープン直前に特別に見学させてもらいました。

こちらの建物は、もともと「もも山荘」という名の学生寮だったとのこと。こちらの家守であり、ADDressの事業開発エバンジェリストの高本昌宏さんが学生時代に実際に住んでいたアパート。

                                                                                                                               

まずは、この日はじめましての方ばかりだったので、自己紹介を兼ねて、それぞれの興味や関心を伺いました。

持続可能な社会につながるビジネスに興味のある方、働く人のキャリアに関心のある方、なんとなく楽しそうだと参加された方など、いろんな関心のある方が集まりながらも、皆さん「人」や「働き方」に対する関心が高い印象。

私からは、まず京都市のSDGs、持続可能な社会に対する取り組みとして、京都市ソーシャルイノベーション研究所(SILK)の取り組みを紹介しました。

設立から4年を経て、「これからの1000年を紡ぐ企業認定」や「イノベーションキュレーター塾」といった取り組みを通じて、様々な企業や人材が持続可能な社会づくりに取り組み、繋がりが生まれています。

そして、SILKのフェローでもある高本さんからADDressの紹介と実際の部屋を見学させてもらいました。

元の学生寮の良さを残しながらも、快適に過ごせるようにリノベーションされた建物。

ADDressは、全国にある空き家を活用した物件で、月4万円からの定額で全国住み放題のサービスを提供しています。

これからの日本を考えたときに、空き家は非常に大きな問題になってくる。それと同時に、私たちの働き方やライフスタイルはますます自由になる。そうした空き家の再生とライフスタイルのニーズのマッチングに取り組んでいます。

https://address.love


カカオを通じて世界を変える。Dari K 株式会社 The Obroma 990(ジ・オブローマ 990)


ADDressでこれからの時代の働き方やライフスタイルについて触れたあとは、JR京都駅にある挽きたてカカオを楽しめるジ・オブローマ990へ。こちらは「カカオを通じて世界を変える」DariK株式会社が展開するお店です。



カカオスカッシュを楽しみながら、社員さんにお話を伺いました。どうしてこの会社で働くことにしたんですか?という質問について、インドネシア産のカカオを使い、生産から販売までを自分達の手で届けることができるから、この会社で働くことを選んだとのこと。

商品の背景にあるストーリーを知ることも大切ですが、「美味しかった!」と言ってもらえることが何より嬉しい、と話していた笑顔が印象的でした。

そして、暑い京都を歩きながら次のお店へ。



日本の伝統を次世代につなぐ。株式会社和える -aeru gojo-

京都の町屋の1階を使った「aeru gojo」へ。

日本の伝統技術を使った商品を、観賞用の工芸品ではなく、子供達が使う日用品として提供しています。

皆さん美しい商品にとても興味津々でした。東京の目黒にもまた雰囲気の違った店舗があります。


「暮らしに本がある風景」HummingBird Bookshelf 四条烏丸店

そして、個人的なお気に入りのお店、本棚専門店のHummingBird Bookshelfへ。

”暮らしに本がある風景“を売っているお店。本棚に靴を脱いであがってもいい、といっても最初は躊躇していたものの、少し時間が経てばすっかりみんな風景の一部になっていました。

おわりに

こうして、いつも暮らす場所とは違う場所で、日常に触れる機会というのはとても新鮮なこと。

引き続きこうした機会を各地でつくっていけたらと考えています。

みなさまのサポートがとても嬉しいです!いつも読んでいただいてありがとうございます!