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デザイナーが、10日間まいにちnoteを投稿して気付いたこと

こんにちは。グラフィックデザイナーの安村シンです。

私は先日まで「10日間まいにちnoteを投稿する」を目標に、連日投稿を続けてきました。
記事ごとに人気にバラつきはありましたが、沢山の方に読んで頂くことができ
最終的には、なんと当初の想定をはるかに上回る2万PVを達成することができました。。(衝撃です‼︎)

書き始めたのは、国から緊急事態宣言が発令された4月7日。
そこから火が付いたように書いてきたデザインのはなし。そのなかで気付いたことを紹介します。


1.デザイナーの「デザインの話」の価値

今回noteを書き始めたきっかけは、1つの動画でした。
YouTubeで拝見した、NewsPicksさんの「#本で繋がろう」という企画に明石ガクトさんが出演した回の動画です。

全体の概要は省略しますが、YouTuberを始めた初心者に対して「最初に発信した方がいい動画」について、「その人が持ってるユニークなコンテンツ」を扱うことを挙げていました。

この話を聞いて、「これはnoteでも同じではないかな」と感じました。
動画の配信は、自分にはハードルが高く感じたため、試しに「デザインの話」でnoteを書いてみようと決めました。

自分たちの業界では当たり前のことが、
他の業界では当たり前じゃない
のではないか。

これが今回検証したかった仮説です。

実際に発信してみて、デザインを仕事にしていない方からも「デザインにはそういう話もあるんだ」と興味を持って貰うことができました。

もちろんデザイナーさんの間でも、「わかる!これっていいよね」と共感を頂けました。

内輪な話になりがちな部分を、広くに向けて発信する。
言い換えれば、舞台を変えると、話は希少性が高くなると気がつきました。

(逆に言えば、希少性に気付きにくい話題が、まだまだ眠っているという事かもしれません)

2.見出しが書ければ全部書ける

これは日々書いているうちに気がついたのですか、話をまとめるために先に見出しを作ることは有効でした。

何に有効かというと、「書かないことを決める」効果があったこと。

毎日ペースで書ける内容となると、分量が限られてきます。そのなかで伝えたいことは何だろう?と大枠を決めることで、それ以外の話を潔くカットできる。そんな効果を感じました。

デザインでいうなら、先におおまかなレイアウトを決めるのに近いです。
限られた面積の中に、まず必要な要素を枠に入れていくと一つ一つの限界サイズが見えてきます。
そのなかでどこを主役にしようと優先順位を考えることが、見やすいデザインを作る時にとても大切なことです。

見出しを決めないで書いていた時は、一旦書いてからエピソードをカットすることもありました。。
あらかじめ全体の枠を作ることは、結果的に効率がいいようです。

3.毎日noteを書くのはすごいこと

私は普段デザイナーを仕事にしていて、文章を書く機会はTwitterくらいしかありません。書き慣れていないこともあるとは思いますが、noteを1つ書くのも大変なことです。

構想を練り、あいだに挟む画像を用意して、伝わる言葉で文章を書き・・・
そして一旦書いたら文字校正をして読みやすく整える。この一連の流れは、事前に想像していたよりずっと大変でした。

忙しい時は内容を簡略化すればいい、とはじめは軽く考えていましたが、いざ書き始めると「半端なものを書くのは、怖いことだ」と感じてきます。

毎日noteを書くのは、すごいことです。

noteに限らず、日々コンテンツを発信し続けている全ての人に対し、尊敬しかありません。続けてる人はすごい!


おわりに

冒頭で、「noteが2万PV〜」という話を書きました。
これは間違っても、自分の記事がよかったからだなんて事ではありません。

読んでくださった方が「誰かに伝えたい」と思ってくれたおかげです。

読後に何か持ち帰るものが1つでもあればと思い、気持ちを込めて書いてきました。
でも振り返ってみれば、自分がそれ以上のものを受け取ったような気がしています。

それもまた、noteの魅力なのかもしれません。

今後はペースを変えて、毎日ではない形とはなりますが
デザインの話を投稿していけたらと思っています。

(最後までお読みくださり、ありがとうございました!)

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