過渡期・転機についてtransition.vol.2
皆さま、おはようございます!
WELL.LLC 吉田でございます。
記事をお読み頂けている皆さま、ほんとうにありがとうございます!
今回も、よろしくお願いいたします!
さて今日は、以前に引き続き、「転機」について少しだけ触れてみたいと思いまーす。
【過渡期・転機 transition】
「転機」ですね、いわゆる「転換期」。transitionとか、turning pointと言われるもの。
あるときは突然? ある時にはジワジワと、それこそ、んん? なんだか怪しいぞ...って感じで、気づくか気づかないかの足音で忍び寄ってくる転換期。
今日からのしばらくは、Levinson,D.J. という方が提唱した、「過渡期」についてシェアさせていただこうと思いまーす!
いやーだってさ。
令和だもんね。Society5.0、WEB3.0の時代とか言われちゃってるし。
はたまた「風の時代」に入ったとかさ。
流行り廃りが目まぐるしく起きるし。だからこそのゲームチェンジの要請も多く起こることからも、
もっともっと密に、transitionを迎えなきゃならないのかなーと考えていたりします。
ひょっとしたら、いままさにー。なんてひとは結構多いんじゃないかなーって感じています。
そしてさ、人は一人で生きている人は少ないじゃん?
するとね、自分の人生の過渡期だけじゃないんですよね?
すごく身近にいる人の転機、過渡期によってはさ、自分自身の生活や暮らし、人生にもまあまあの影響ってモロに被ってくるじゃないですか。
ねー。巻き込まれちゃう。
だからこそ、ご自分自身についてもそうだけど、
ご自身の周囲にいらっしゃる大切な皆さんのことも思い浮かべながら聴いて頂けるとよいと思います。
さて、レビンソンさん。
彼は、過渡期を、年齢とともに5つの段階的に進化していくものとして整理されていますね。
【5つの段階】
少しだけ復習してみると、
1 成人への過渡期
2 30歳の過渡期
3 人生半ばの過渡期
4 50歳の過渡期
5 老年への過渡期
とあって、
ようは、僕ワタクシに限らず、皆さんに生涯にわたって忍び寄ってくるやつなんですねー。大なり小なり、多かれ少なかれ。
ああ、もちろん、30歳。とか。50歳。とか、その年齢に必ずやってくる、というものではなくて、そんなお年頃前後?とかに転機・過渡期がやってくるものだよね。という感じで捉えてほしいですね。
【本日のメインテーマ】
さて、
1 成人への過渡期。
この頃の時期を過ごす私たちは、
未だ完全には、「大人」たちのいる世界には入り込んではいないものの、その基礎を作り上げようと奮闘しているころ。と言えるかもしれません。
「未成年時代の世界」、からの卒業の時期。と言っても良いのかもしれません。
「未成年時代に自分自身が住む世界の中」で、重要な人物や集団。それまで自分自身の周りに存在してきた秩序や制度などとの関係を、
自ら改めて修正したり、思い切って関係を終わらせたりして、
これまで存在してきた世界の中で創り上げた自分自身についてをも見直したり、修正を試みたり、といった時期で、
模索を重ねながらも「成人期にある人々の世界」へと足を踏み入れていく、
そんな感じでしょうか。
大人たちがいる世界の一員としての「自らのアイデンティティ」の確立に向けて、そうした世界の中で存在していくために、いろいろな方策の中で暫定的選択を試みていく時期、にその歩みを進めていきます。
【具体的な課題】
もう少し、幾つかの具体的な課題みたいなものを上げてみると。
たとえば、学校教育や養育を受ける立場、などから、社会や職業などにおいての自立的立場への円滑な移行を試みること。
や、
たとえば、そうした、養育から自立へのキャリア・チェンジに伴う、「リアリティー・ショック」、「職場への通過儀礼」、社会における新たな人間関係構築などの克服を目指すこと。
たとえば、フリーター、無業者、学卒未就職者などの私たちにとっては、職業能力の開発などにチャレンジしたりといったものがあるのでしょう。
親や、社会に守られて生きてきた環境、世界から、自分自身で道を切り拓いていかなくてはならないという自覚が芽生える時期。
こうした頃には、つい、身近な周囲にいる他人との比較の中に、自分自身が劣っているんじゃないかと無力感や無価値を感じてしまったり、自分自身が自身として存在しているというよりは、「誰かに操られている」、「自分自身では自分の人生を歩めてはいない」などといった「離人感」を感じていたりする。そんな過渡期であると言えそうですね。
言われてみれば、まあ確かに。といった感じの内容でしょうけれど、
改めての再確認を持って
ご自身の現在のありようのこと。
ご自身の周囲にいらっしゃる大切な皆さんの、現在のありようのこと。
あるがままの理解や、受容や自己一致、そして共感の一助として頂けたら嬉しいです。
【さて次回は…】
明日は、
2 30歳の過渡期
について整理してみようと思います。
お時間を頂いてはしまいますが、ぜひ聴きにきてくださると嬉しいです。
さて今日の僕自身は、事務所に引きこもってのWEB会議や事務作業が続く1日になりますねー。
皆さんは、どんな1日を過ごされるのかなー。
ぜひ、快活、充実、果たして安堵、安寧、安穏な。素敵な木曜日を過ごしてもらえたら。嬉しいです!
じゃ、またねー!
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