見出し画像

渦の中心になれ

京セラの創業者でもある、稲盛和夫さんがおっしゃっている、「渦の中心になれ」という事を私も社員によく話します。

仕事というものは自分一人でするものではありません。上司や部下などの社内の人間や協力会社などと一緒に協力してするものです。その場合には必ず自分から積極的に仕事を求めて働きかけ、周囲にいる人々が自然に協力してくれるような状態にしていかなければなりません。これが「渦の中心で仕事をする」という事です。

会社にはあちらこちらで仕事の渦が巻いています。そして、自分から積極的に仕事を求め、渦を作っていかなければ、気がつけば自分は渦の周りでぐるぐると回っているばかりで、本当の仕事の喜びを味わう事ができない事があります。

それは、上司も部下もベテランも新人も関係ありません。若くても、自ら渦を作り、皆を集める事はできます。命令でもって人を動かすのではありません。問題意識を提示すれば、自然にそこに人が集まり、周りに渦が作られます。そしてそういう渦が多ければ多い程、会社は強くなりますし、そういう社風が必要なのです。

いい格好をしたいからではなく、目的意識を持っているからそうする、こうした渦の中心になれる人間が会社の中にいなければいけません。

ですから、私は「渦を作っていく人間になって欲しい、そういう人間が多くいる企業でなければ、発展していかない。」と社員に事あるごとに呼びかけています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?