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こんな音楽聴いてました日記【2021年4月】

もう7月ですが3か月前を思い出しながら書いていこうと思います

いつものラインナップです
・新譜で聴いたやつ
…とはいえ今月あんまり「新譜」聴いてないのでシングルが中心
・アーティストを友と聴く
→聴いたことないorあまり聴いてないアーティストを隔週2組選んで聴いてくる、というのをやってましてその記録
・よく聴いたアーティスト

実際の聴いた記録(lastfmより)は以下のURLを参照

新譜①:スピッツ「紫の夜を越えて」

スピッツ久々の…というわけでもないですね
去年の猫ちぐらにつづき、コロナ禍のなか2曲目のリリース。
「news23」というニュース番組のタイアップともあってキャッチ―さが前面に出た曲となっていますね

ああまさしくタイアップが意識されて作られた曲といった感じで、わかりやすい言葉、はっきりとしたサビの構図は前作の「猫ちぐら」とは対照的です
あちらは不安を緩和するような穏やかさ、こちらは春の歌のような力強い優しさを感じます

ファンとしてはスピッツが新曲を出すたびにメディア露出が増え、特集されることも多くなるのでその点でも嬉しいですね
今回のMステ出演ではスピッツ好きアーティストが沢山スピッツ愛を語っていたのが良かったです

新譜②:Dinosaur Jr.「Sweep It Into Space」

Dinosaur Jr.による5年ぶりのオリジナルアルバム。
といってももう聴いた感想とか忘れているんですが…(すぐ書くべきだったな)

Dinosaur Jr.はもう、素朴にソリッドにオルタナロックを鳴らし続けることに価値がある、みたいな領域にいるのかなと思ったり思わなかったり
印象的なフレーズやメロディーがそこまで感じませんでしたが、グランジ・オルタナ成分を摂取するにはそこそこ適しているアルバムでしょう

新譜③:GRAPEVINE「ねずみ浄土」

先月に引き続き、アルバムからのシングルカットでリリースされた曲
GRAPEVINEらしい形でブラックミュージック成分を取り込んでいて、新しくも彼ららしい曲。そして何より歌詞。アダムとイブの神話に触れたと思えば「おむすびころりん」と繰り出される言葉。このシリアスな視点とユーモアセンスが抜群なのが魅力

前作の「Gifted」で膨らんだ期待がさらに大きなって行きました
アルバムが待ち遠しくて仕方がなかったですね

新譜④:くるり「天才の愛」

ごめんなさい、ほぼ記憶がないぞ…
1周だけ聴いたんですよね
感想としては、「thaw」パート2、って感じですかね
遊び心で作った曲が占める、という意味で。

くるりの実験性な部分が結構前に出つつも、すごくバンドバンドしてるというか、スケールがこじんまりとしていて、そこが味になっていると思います
うーん、また聴かないとちゃんとした感想かけんなぁ

新譜⑤:ZEUS(NONA REEVES奥田健介)「ZEUS」

ポップスグループ・NONA REEVESのギター奥田健介によるソロプロジェクト、ZEUS (なんでZEUSなんだっけな・・・)
ソロアルバムがリリースされました

NONA REEVESの作曲は元々西寺郷太氏が多くを手掛けていますが、ここ10年くらいは奥田健介氏による(もしくは西寺氏との共作)曲が増えているように思います
私が好きな曲ほど奥田健介作曲だったり…とくにメロディが強い曲が多い印象があります(「麗しのブロンディ」「LAST ROMANCE」「Never Ever Let U Down」)

なので、ZEUSソロアルバムのこの作品はとにかくポップでメロディが強い、楽しめるアルバムになっています
とくにPVにもなっている「それは、ウェンズデー」は、少しレトロな音と一十三十一のボーカル・歌詞も相まって、抜群のポップソングになっています

新譜⑥:オーイシマサヨシ「インパーフェクト」
「ロールプレイング」

もう今やアニソン職人としての地位を確かなものにしつつあるオーイシさん。一気に何曲作るねん!ってくらいにリリースペースが速いですね。

この2曲は同時リリースされたシングル。特にインパーフェクトの方は「SSSS.DYNAZENON」という注目作の主題歌であり、前のUNIONからの実質継続なのでかなりのハードルがあったと思いますが、今回も抜群に決めてきました。バトル物のアニソンとして完成度が大変高い曲だと思います。緻密に計算して作り上げたんだろうな~

新譜⑦:リーガルリリー「the World」

これまでのリーガルリリーとはちょっとテイスト変えてきた?ってEP。
ちなみにこういう方向性、とても好きです

なんだろ、ギターが違う?リフ?そこらへんはよくわかりませんが、こういう一面ミニアルバムで出しちゃおう感、いいっすね
コード進行のひねくれた感じもまたいい
あと、最後の世界の終りのカバー(「天使と悪魔」)も、こういうのも面白いなあとおもいました

友と聴く①:大瀧詠一

あまりにも有名すぎるけど聴いてなかった典型例。
とりあえず「A LONG VACATION」「NIAGARA MOON」を一周ずつ聴きました

聴いた感触、これが不思議な感じもあって…
日本におけるポップスをこれまで色々聴いてきているし(耳に届いているという意味で)、私は97年生まれだからJ-POPのもろもろも物心ついた時からあって、その体験が原初の感覚を埋めていると思うんですよね
また、ここ5年くらいは特に70年代~80年代のポップスをリバイバルするブームがあって、リバイバルを先に聴いている状況なわけです

その中で、今このアルバムを初聴きして、どこか身近な感じもするし安心感もあるし、どこか新鮮だしどこかレトロだし…で、最後まで聴いたころには名盤と言われるゆえんに納得していました
これが80年代初頭だということを考えると尚更です
納得感、それが初回のの感想でしょうかね

友と聴く②:Michael Jackson

もう有名どころか…という感じですが曲を知っていてもアルバムは聴いたことない!なんてことがよくあるものなのです

じゃあアルバムを…といいつつ、Apple Musicの「はじめてのマイケルジャクソン」で済ましてしまう煩雑さをみせていきます

もう説明不要のキング・オブ・ポップで…どの曲が来ても、知ってる曲知らない曲関係なく圧倒的ポップスに魅了される感じ、流石です

友と聴く③:The Pillows

いやはや、もちろん知ってますしそこそこ聴いてはいるんですが、一緒に聴く友人の方が全然知らないとのことなので、聴くことにしました
とはいえ、聴いたことないアルバムはたくさんあるので、がっつり一枚目から聴きこみました(結果4月で2番目に聴いた回数が多い)
MOON GOLDからThank you,my twilightまでですね

初期Pillowsは、90年代初頭のポップバンドそのもの、のような感じで
サウンドもインディーポップ×歌ものといった具合ですが、全体のクオリティなどは同時期のスピッツやミスチルなんかと比べたら…というのが正直なところ
でもLIVING FIELDとかTiny Boatの頃のピロウズ結構好きです
この方向性で売れて続いていたらどんなバンドになっていたのやら…

Please Mr. Lostmanのストレンジ カメレオンからのSwanky Streetの流れ最高だよね、とかそれ以降のアルバムどれも心身ともに突き動かされるようなロックを味わえて、言葉にするのもなんですが、とにかくよかったですね
ピロウズの良さを再確認できました

友と聴く④:The 1975

Twitterのタイムラインでよく見かけるし、The 1975好きな方多いし…でも全然触れてなかったんですよね
そもそも10年代に売れたバンドなんで本来世代なんですが、ちょうど中高時代(2010~2016)は洋楽を避けてたんです
聞かなきゃ聞かなきゃ…と思って今の今になってしまいました

とりあえずThe 1975YouTube公式のMusicVideoプレイリストを全部聴きました

まあ結論から言うとそこまでタイプではなかったのですが
Love It If We Made Itが良かったですね
歌詞も込みで

友と聴く⑤:aiko

色んな音楽評論家の方がaikoは凄いポップスメーカーだ!的な話をちらほら目にしていたので、これを機に聴いてみようとおもいました
といってもApple Musicのプレイリストでとりあえず、といった感じですが。

ジャズとかブラックミュージックのエッセンスがガッツリ入ってる曲がイイ!ってなりましたが、ピアノメインのJ-POPなバラード曲はしっくりこなかったですね
完全に音を楽しむ形で聴いたので歌詞はよく見てませんのでまた印象が変わるのかもしれません

今年出したアルバムの「磁石」もかっけえ!ってなりましたね

友と聴く・その他:2010年代 ヒップホップ ベスト(Apple Music)

ヒップホップ全然わからんからとりあえず入門として聴こう!ということで選んだのは良いけど…これが失敗だった
英語分からんし音に凄い差があるわけでもなく時代もアーティストもごちゃまぜだったから混乱しただけだった

HIP HOPは、音を楽しむだけにしちゃうとよく分かんなくて、歌詞もスタイルもアーティスト性も込みでないと自分は飲み込みずらいなあと
6月くらいになってHIP HOPの歴史解説みたいなチャンネルを見て、ちょっと面白さをつかみやすくなってきました…まだ遠いですが

よく聴いた①:スピッツ

新譜の方でも上げましたが、ここでも。
4月で一番聴いたアーティストでした。

スピッツは新譜が出るもしくはバンドの新しい情報が(ファンクラブ以外に)出てくるのが少ない代わりに、その時々でめちゃくちゃ聴き返すんですよね
今回もスピッツの良さを新曲からさかのぼっていって聴いていました

アルバムも何枚か聴きましたし、YouTubeにおすすめされるままMVを見続ける、というようなことをしていたのでこのようになりました

スピッツで一番いいアルバム、って難題すぎるのですが、私はフェイクファーが一番好みですね
あの淡い感じ。確かに本人たちの言うように中途半端な感じ(ロックになり切れてない)はあるのですが、それが程よい塩梅なんです
運命の人も大好きですが、これもまた名曲と名高い「冷たい頬」を貼っておきましょう

よく聴いた②:Kings of Convenience

なんで聴こうと思ったのかは忘れちゃいましたが、「I'd Rather Dance With You」を聴いて、最高!となりました
人生で初めて聴いたアーティストで、ここまですぐハマるのはFoalsぶりです

ネオアコっていうんですかね、そこまではいかないのかな
ポップなアコースティックのアーティスト、Kings Of Convenienceのおかげで好きになりました
聞き流すのも良し、じっくり浸るのもよし。

アルバムは「Riot on an Empty Street」が一番ポップで好きですね
繰り返し聴きたくなります
MVでの2人の雰囲気もいいですしね
ライブ映像もよかった

で、こうしてハマっている中4月30日に新曲「Rocky Trail」がリリースされていて、ビックリしました
しかもドンピシャにすきなテイスト
この後、6月に12年ぶり新アルバムが出るとのニュースを知り歓喜しました
ベストタイミング

よく聴いた③:Foals

なんだかね、発作的に聴きたくなるんですよねFoals

Foalsは2019年の2作以外はアルバムを聴いたんですが、やっぱ1枚目(ボーナストラックも入っているやつ)に落ち着きます
こればっかり聴いちゃう

クセにならざるを得ないんよねえ~こういうのは

よく聴いた④:Goo Goo Dolls

Goo Goo DollsもFoalsと同様、無性に聴きたくなるときがあります
特にDizzy Up the Girlの収録曲とNameをずっと聴いちゃいますね
Name良いですよねName

派手さはなくとも、ダイナミックさと訴求力があるボーカル、そして強いメロディ!これがいいのです

ザ・90年代アメリカンロックの代表みたいなバンドだそうですね
日本ではどうなんでしょう、そんなに聞かないですが映画繋がりとかで知ってる人はいるにはいるのかな?
Irisが(タイアップ効果があるとはいえ)3億回再生ってすごいですよね

よく聴いた⑤:Last Days of April

初めて知ったのは、ノリアキさんがTwitterで、アルバム制作当時に聴いていたバンドということで挙げられていたのでそこで知り聴き始めました
エモのバンドなんですよね
といってもアルバムによってインディーロック・ポップなテイストも強い

4月ではLast Days of Aprilのアルバムを全部聴く、ということをしていたみたいです
私は、一番ポップで聴きやすい「Ascend To The Stars」が一番好きですかね…もちろん他もいいんですが、結局ポップさが自分の中で優先順位高いんでしょうね

よく聴いた⑥:NONA REEVES

前から好きですが、どうやら履歴を遡ると集中してNONAばかり聴いている日があるみたいです

NONA REEVESは本当に最高のポップ職人だと思います
最近は、ほろ酔い状態で聴くNONAがとんでもなくヤバイことに気づきました
どの時期のNONAもいいです
妥協せずリスペクトを最大に示しながらポップス曲を探求し続けています

ここでおススメの一曲:「Gimme Gimme」

よく聴いた・その他:Jamiroquai、The Promise Ring、My Bloody Valentine、Snare Cover、Deutsch Amerikanische Freundschaft

Jamiroquaiは特に「Dynamite」というアルバムが好きでして…ファンクのみならずディスコ要素も強く、踊れる・ノレるという意味では最高のアルバムではないでしょうか
その分クセが少なくてアーティスティックな魅力は他よりもないのかもしれません

The Promise Ringというエモバンド、いいですね
Twitterにめちゃくちゃエモ系バンドに詳しい方がいまして、私はかなり影響を受けています
またええもん見っけたな、といった感覚です

My Bloody Valentineのサブスクが解禁されたのって4月でしたっけね
恐らくそのおかげで、サブスクでアルバムを聴いたんだと思います
素直にLovelessが好きです

洋楽の中にしれっと混ぜましたが
Snare Coverは日本・北海道出身のバンドでした
今はメンバーが抜け、ボーカルのひとりプロジェクトとなっています
Snare Coverは、たしか私が2chのサカナクションスレにいたときに、書き込みで名前を見かけてそこで知りました

バンド自体売れてはないんですけど、もっと評価されていいはずの表現力、バンドサウンドの強さ。
ポストロック的でありつつパンク的な激しさもある、そして透明感のある声もまた魅力を増しています
確かバンド時代の音源はApple Musicにありました
2枚目の「ファンシー」が好きです
特に「Hearts」

Deutsch Amerikanische Freundschaftは電気グルーヴの二人がやっているネット番組・Roots of 電気グルーヴで知りました
こりゃクセになりますね…どの曲が良いとかは分かりませんが、シュールなテクノの魅力があります

さいごに…

4月は就活も終わり、時間が出来た分音楽へ向けるエネルギーが増え聴く量が増えてきました
聴くジャンルも、これまであまり意識してなかったアコースティックやエモなど、そのジャンルの足掛かりとなるアーティストにハマっており、音楽趣味の扉がまた一つ開けたと言えましょうか

もう6000字を越えてる…5月とかは1万字とかになりそうです
でもね、記録って大事ですから、ちゃんと続けます…たぶん

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