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こんな音楽を聴いてました日記【2022年12月】

リアルタイムで編集して、月末に投稿しているnoteシリーズです。

・新譜
…1か月以内にリリースされたアルバムやシングル
 (シングルはあまり書かないかも)
・旧譜
…先月以前にリリースされたアルバムなど
初めて聴いたアルバムを中心に感想を書く
ただ、何度も聴いているようなアルバムは書かないかも
…「友と聴いてくるシリーズ」も復活!(私が友と聴いたことないアーティストを決めて聴いてくる、というのをプライベートでやってます)
・プレイリスト
…AppleMusicやSpotifyのプレイリストの視聴履歴です
・動画
…YouTubeとかで、公開されている(なるべく権利関係クリアな)音楽動画
・注目
…よく聴いていたアーティストとは別に、注目のアーティスト
・良い記事
…読んでよかったと思った記事
・ライブ
…現地やオンラインでのライブ参加レポ
・その他
…気になったもの、手に入れたCD・レコード等、近況報告など
・今月の総括
…一か月の総括をします
・よく聴いたアーティストTOP5
…LastFmの記録をもとに、その月によく聴いていたアーティスト

2022年12月分のLastfmはこちら


新譜

Bailystocks「Quicksand」

帰宅中に聴いた

M1~M2の流れ大変良い、しっとりミドルテンポで音に浸る
M4もまた印象的。それぞれ自由なドラム、ベース、そしてギターのセッションタイム。
M6はよく有線で流れてるポップな流行曲。もしかしてこの曲からアナログレコードの切れ目を意識してる?こっからB面か
M8もドラマ(?)の主題歌にもなったリード曲にもなったリード曲
オーケストラ的盛り上がりを見せるM9

メジャーデビューアルバムからなかなか飛ばしてるんじゃなかろうか。これが自信の表れってやつか。かなり良かった。アナログレコード出して欲しい

家主「INTO THE DOOM」

めっちゃライブ行きたくなるわほんとに。
M8~M9、M11~M12あたりとかの勢いの良さ。
ギターの音がずっしり響いて、ライブ的な味わいが上手く伝わってくる
スタジオ音源の記憶をさらに上書きされて良くなっていく感覚
ライブで味わいたい

DYGL「Thirst」

1回しか聴いていないから上手くかみ砕けないが、ただ言える、溢れる90'sロックイズム。スルメアルバムの予感
オルタナ、オルタナ、オルタナ。90'sロックの棚に混じっててもばれないんじゃないか。DYGLって前作以前はどんなバンドだったか忘れてしまったので、今生粋のオルタナバンドとして上書きされました。ごめん、変な感想で…先行配信のM2から良い違和感を感じて好きだったし、M4やM11、ほかにも引っかかる曲がある。また聴きますわ。

TWEEDEES「World Record」

なんか四条河原町を歩きながら聴いたから、クリスマス感が沸いてきた
渋谷系の延長線上にあるシンセポップだ、と思えばM3のギターで殴られるんだよな
他、ポップスの幅が広いなあ
声優さんやアニメ関係の曲提供しているだけある
M9の次第に盛り上がるような展開が好き

Culaccino「Ve」

フォロワーの出した新譜
M2「öskrandi herbergi」がお気に入り
電車の音が醸し出す日常と悲鳴のようなギターとノイズが1分半ほどの中で世界観を演出しきっている

田中ヤコブ「IN NEUTRAL」

大掃除中のBGMに聴きました
家主から知って、アルバム聴くのは初。
前半、60'sなロックナンバーが多くて、昼下がりにちょうどいい
ピアノの音の入り具合がすき
お気に入りはM8~M9
M8のポップさ、M9はバインを思い出す
歌詞はあまり聴きこんでないが、まさに"ニュートラル"さが自分に合っている

For Tracy Hyde「Hotel Insomnia」

散歩しながら聴きました
2022年版ライド歌謡、またはSlowdive歌謡?
90年代ロックへの憧憬を120%詰めたアルバム
好みです
前半数曲とM10〜M13あたりが特に好き

旧譜

The Beths「Future Me Hates Me」(2018)

新譜から遡って聴いてる

ガレージロックやオルタナロックを感じつつポップなメロディで聴き馴染みやすい
M5のコード進行とか好き、エモみある
色んなロック成分を取り込み、かつ正面にあるのはポップなギターロック
曲同士のバランスもいいし、これが1stアルバムだなんてすごいなぁ

PROCYON「Datsu」(2022)

サイケ寄りのシンセロック/シンセポップ
M2がお気に入り。シンセテクノに浸る前半からバンドサウンドが入ってうねるベースに身が躍る後半。グルーヴィなシンセポップM3もいい。
M7を聴きながら後期スーパーカーや2010年前後のサカナクションを思い出すなどした

Dallet.「Dallet.」(2022)

レベル高いポストロック曲群
内容良いだけに5曲は物足りない

TWEEDEES「à la mode」(2017)

ザ・渋谷系なコード進行と極めて高いポップネスの上に、バキバキのバンドサウンド=最高、なわけですよね
やはりM2が最高、M6も良い

ピノキオピー「おみこし -Pinocchiop Tribute Album-」(2014)

どのカバーもレベルが高すぎる
M1からインディーロック、M2はつぎはぎ椎名もたサウンド、そっからガッツリラウドメタルできたと思えば、M4じゃレゲエだし‥‥しかもどの曲もカバーしたPの自作曲かのようなレベル
M5のローファイでスローなオルタナサウンドも最高!M6の青春ロキノンバンド感、M7の4つ打ちダンスロックも…夢のよう、本家じゃ聴けない
M8の80'sテクノポップのようなピコピコ、打ち込み×高速ロックが十八番のM9。神曲を思い出すM10に。M12の7分以上に及ぶポストロックカバーは圧巻。M13のこの方らしい再構築の仕方も良い。M14もまた9分以上あるロックの大作!ハードロックからアコースティック、メタルなどを横断し別の曲までやりだす奔放ぶりも最高。そして最後M15はピノキオピー自身の曲なのだが、ガッツリEDMで打ち込みオンリーなのが対照的に映って面白い。

全体的にめちゃ凝ってる。音も凄い良い、音圧が高いからかな?
初期曲が多いこと、多方面のジャンルによるバンド/ロックサウンドが聴けること、そもそもメンツもかなりレアだということ…。クロスフェード聴いて気になったら絶対買い(絶対って何?)。ただし絶版&配信ナシなので値段は高いんよな~。少なくとも初期~10年代前半のピノキオピーファンかつロック好きはドストライクすぎる名盤。

Akusumi「Fleeting Future」(2022)

オリコンのリリース情報を眺めてて気になったので聴いた
ミニマムジャズ、再び。
ジャズ演奏を反復しながら徐々に盛り上がっていく…全部そのパターンだけど曲の表情が様々で聴きごたえGood
M3やM9はエレクトロニカ
出たり引いたりする不穏さがまたいい

Laura day romance「farewell your town」(2020)

ふと、聴く。初聴
ゆったりしたJ-インディーポップ
M8のようなミドルテンポインディーポップいいね
好みなのとそうでないのでゆれる
シングル曲のようなメロディがハッキリしててロック寄りな曲は入れてないのか

L.S.Dunes「Past Lives」(2022)

ミドルテンポの曲多いね(3曲目まで
ポストハードコアと思えば割とハードロックな曲も。
M6いいね、Aメロの妙なギターの音もサビの明るさも
M7もキャッチーね
メロディが入りやすい曲が多くて聞きやすいかも
ガシガシなドラム
M10、これだよこれ!先行曲なばっかりにこんなスピーディなポストハードコアばかりだと思っていた
そしてスローなインディーロックで締め
思い込みと違えど、こういうのもアリかな

Status Quo「Ain't Complaining」(1986)

妹が試験合格祝いで買ってきてくれました。選んだ決め手は500円だったかららしい。全然知らないバンドだった。いい出会い。
めちゃ楽しい80'sPOPS!って感じで良い
最近NONA REEVESばかり聴いているので、元ネタ(のようなもんなので)すんなり入ってくる
Wikiにブギーロックとあったが、このアルバムはそうでもない?

手に入れたCD・レコード等

レコード

おとぼけビ~バ~「呼ばんといて喪女」
Jamiroquai「High Times (Singles 1992–2006)」
Jamiroquai「Dynamite」
The Beths「Expert In A Dying Field」
NONA REEVES「Disco Amigo/Seventeen」
Status Quo「Ain't Complaining」

観たライブ

『syrup16g tour 「Les Misé blue」』
(Zepp Namba・12/2)

最高の新譜をたっぷり本編で味わい、アンコールから怒涛のアッパーナンバーで盛り上がり、トリプルアンコールをLes Misé blueで〆
新譜パートはまさに地蔵で聴くのが正攻法というか、大音量大空間であのアルバムを浴びるよさ、温泉みたいな。
アンコールからの過去曲パートも五十嵐さんめっちゃテンション高かった(がゆえかハプニングも多かった)
これだけ元気でやる気あるのはバンドとしてもソングライターとしても調子が良いようだし、この調子であと数年は色々活動的に動いてほしいな
いや~良かったな、来年もライブやってくれい…HELL-SEEツアー

『black midi japan tour 2022』
(梅田CLUB QUATTRO・12/5)

めっちゃ濃密でめっちゃ疲れたな…
サポートアクトのおとぼけビ~バ~がまず圧巻。アルバムは聴いたことあるからイメージはあったけど、こんなに演奏が圧倒的だとは思わんだ。めちゃくちゃハードなパンクで変速的、すごい。
black midi。東京は1時間と聴いていたから短いのかと身構えてたらフルセットで◎。そのぶんめっちゃ疲れた。ハードな曲の合間にジャジーなセッション曲があるので大変よい、浸れるライブだった。自分の好きな曲だいたいやってくれたし、かなりお得感。さて、私は次の日の仕事を無事こなせるのか…。
【追記】うたた寝しました。

『ノーナとHiPPY CHRiSTMAS 2022』
(心斎橋Music Club JANUS・12/16)

ノーナ最高!
自分ってこんなNONAのこと好きだったんだ…と思うぐらい全曲"来た!"ってなった
NONA楽曲のタイムレス感。90年代〜20年代までポップネス120%
西寺郷太さんのMCも相変わらず上手い。腹抱えて笑いまくった(ブルーノ先輩の下りとか)
声出しも70%の声出しがOKになったということで、中盤からはコールアンドレスポンスで大盛り上がり。ああ、数年前はこんなだったな…!LOVE TOGETHER→DJ!DJ!→LOVE ALIVEで熱気は最高潮
最後のWhere the Party?も…良かったな
また来年も楽しめますように…

今月の総括

よく聴いたアーティストTOP5

1位:NONA REEVES
ライブも最高
そのために聴き直してなおハマるのです

2位:Syrup16g
こちらもライブ最高だった
解散前と新譜を行ったり来たり

3位:家主
「INTO THE DOOM」良すぎんか!?
やはりライブに行けねばならないか

4位:The Beths
以前にも聞いたけど、好きの度合いが第2段階に入りました
いつ聴いても良い

5位:スカート
安心感
いつ聴いても良い(Part.2)

今月分統計

アルバムレビュー
新譜:7枚
旧譜:9枚

Scrobble
868曲
147アーティスト

振り返り

12月は流石師走と言わんばかりの忙しさを体験しまして、その中でも音楽は聴いていた…逆に言えばそれ以外の趣味とかは全くでしたね。年末に入って仕事も上手く収まったのでそれ以降はゆっくり出来ています。1月はゆっくりしたいな~できるのか。

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