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命ちゃん成長日記「わたしも・・・」

 みこちゃんがうちに来て2週間以上たった。体重も順調に増えて毛艶もよくなった。お腹はお姫様らしからぬ、ぽんぽこりんのお腹。だから自分で毛繕いしようとするとコロンと転がってしまう。

 その行動を見て可愛いと思うのは私だけではなく、つきママやレン君なっちゃんもそれに見とれている。

 だが当の本人は至って真面目なのだから、それを見てニヤニヤされるのが嫌らしい。結構気が強く負けず嫌い。

 コロンと転がるたび、誰かが近寄ると「なんで来るの」と言わんばかりに鳴く。つきママも構いたいのに、チビ姫様は拒否。

「もう何でも出来るもん」

 いやいや全然まだまだできていませんから。やっと自分でトイレできるようになったぐらい。

 それでも自分はもう1人前のつもり。体力もついてきて、普通の猫よりは劣るが活発になってきた。キトンブルーのウルウルの眼で家の中を探検している。

 何かしていたら、気づかないで踏んでしまいそうで怖い。それ程小さくかよわい。今は窓ついた結露が流れるのを捕まえようと頑張っている。

 その後ろにはつきママ・レン君・なっちゃんが一定の距離を置いて見守っている。

 私が猫さん達のいる部屋を掃除し終わり、ちょっと疲れたので横になっていた。寝ていると頭に何か違和感。

 みこちゃんが私の頭を一生懸命に舐めている。私が起きたら、安心した顔で「ぱぱ、大丈夫」みたいになく。

 日頃から昼寝などしないから心配したのかもしれない。

 保護したときは今を生きるのに精一杯だった彼女が、精神的にも体力的にもかなり余裕ができたようだ。

 「私もなつめ家の一人です。」と自覚している様だ。自分だけがいい思いをするではなく、困っているもの弱っているものを助ける心が彼女にも出てきた。

 いま彼女はこの記事を書いている私の膝の上にいる。小さいウルウルの眼がモニターの返還されていく文字を見ている。このまま何とか元気に成長してほしい。

 といことで今日はここまでにします。読んで頂いてありがとうございます。


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