レン君は頑張っている。
レン君とは我が家の黒猫烈風隊の隊員で、齢15ヶ月の男の子の事です。
つい2・3か月前までは兄妹のなっちゃんといつも行動を共にしていましたが、この頃レン君は単独行動が多くなってきました。どうも大人になる準備に入ったようです。
時折 つきママの元に行き人間にはわからない言葉でしゃべています。それはまるで個人授業を受ける受験生のよう。
つきママに何を教示されたのかわかりませんが、彼はこの頃私の事を観察しています。何かしていると必ず後ろでじっと見ています。いくらなっちゃんが遊ぼうと誘っても。
多分彼には私の事が、大きな黒猫だと思っているんじゃないでしょうか。私の真似をして私のマグカップから水を飲んだり、洗面台にのぼり鏡を凝視したり。自分なりに考えて取捨選択中のようです。
そうなったのは多分 私がいない間、自分がこの家を守ると言う気概が出来たからかもしれません。
そのせいなのかこの頃目立った悪戯がなくなりました。
彼は一人前の男になるべく今日も奮闘中です。
でもレン君私を手本にしない方がいいよ。わたしはネコでも人間でもないのだから。もっと気楽に生きてくれていいんだよ。
君たちには なるべく幸せでいて欲しいから、下僕は毎日をがんばっているんだよ。だから ただ居てくれるだけでいいんだよ。
私のようなものをサポートしてくださいましてありがとうございます。