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会員紹介(落合章浩会員)

神道稲門会会員

落合 章浩
(平成20年 社会科学部卒業、平成27年 商学研究科修了)

社会科学部2008年、院商学研究科2015年卒の落合章浩と申します。
この度は、神道稲門会に入会させていただく栄誉を賜り、深く御礼申し上げます。私自身は神道との直接的な関わりはありませんが、振返れば幼少期から多くの接点がありました。
幼少期から続けるボーイスカウト運動においては、特に30歳前後の6年間、小さい子どもたちを率いる部隊長であった際、日本人と宗教という課程を身近なものに感じてもらうために、神社をハイキングコースにしたり、神社での学びをオリエンテーリングの課題に頻繁に採用していました。また、普段の集会でも八百万神の考え方や地域と神事(お神輿など関連行事)を子どもたちに伝える行いは日常であったことを思い出しております。
最近では、東南アジアでの駐在時代にも、神道と日本人という切り口でその普遍性を感じておりました。現地の友人たちとは、日本の生活の在り方や歴史が話題になります。その会話を通じ感じることは、日本人が宗教的な道徳による基準を明確に持たない中で、教育の在り方や八百万という思想が自身の中に深く根差しているものであるということです。
「おてんとうさまが見ているよ」
この価値観は日本人というものを説明するのに最適なフレーズであります。
そんな折に昨年妻が創業した天然石流通業を通して感じた神道との関わりもあります。天然石と神道はまた非常に親和性が高く、様々な想いを石にこめる一連の過程に感じております。顧客の中には出雲の事業者もあり、原石や加工品を納めさせて頂く中で、彼らから古事記の神話を勉強する機会に恵まれました。もともと関心が高かった神話の奥深さに専らの関心を奪われているこの頃でございます。
未熟者ではございますが、神道稲門会に貢献できるよう努めてまいります。今後とも、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

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