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魂を刻む Tattooという行為

Tattooを彫るという事の意味
それはもう 各個人個人それぞれに色々とあるだろう

僕自身が20年間 彫師・タトゥーアーティストとして
延べ2000作品以上を彫って来ているので間違いない

ファッションであれ自己啓発であれ
あるいは その時の勢いだけであれ
その「時」魂が揺れた事は間違いないのだ

その揺れ 魂の鼓動・振動・波動というものを
肌に刻むという行為がTattooだ

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例えばマオリ族(ニュージーランド)のマオリタトゥー
その文様ひとつひとつにはそれぞれ意味があり
どの部族の出身でどういう家系でというような事まで
わかるそうで 
誰でもが好きに刻めるものではないそうだ
戦士の文様は戦士の称号を与えられた英雄だけがいれられるそうで
マオリ族の長があるインタビューで
「伝統あるマオリタトゥーをマオリでないものが
勝手に入れているのを見つけたら殺す」と答えている

日本でもアイヌや沖縄のタトゥーには同じように
意味があり、文化と伝統に基づいた儀式的な
要因を持っている

マオリでもアイヌでも琉球でもない
確固たるルーツを持たない(知らない)
僕等のような流浪の民でも
魂が揺れ、その波動を刻みたいという衝動は起こる

20年を超え そのキャリアにそろそろ
終止符を打つことも考えていたけれど

ヒーラーという魂と向き合い
エネルギーを整える僕の能力は
魂の揺れを確実に受け止め形に(デザイン)し
波動を込めることが出来る


なのでシャーマンとして
タトゥーを扱っていくことで
魂と向き合い その波動を刻み
自分と向き合っていきたい人の
役に立てると確信した次第である

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ヘヴンズドア 
主宰アーティスト ShinTakahashi

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