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しんたろうの詩
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2022年2月の記事一覧

詩「船」

かつてあのころわたしたちわれわれが忘れ去られた漁船にリブートした時誰もが待ち焦がれた南予を実は突き止めていたパラソル。棄てられた港を絶えず語りかける其々の骨組みに女は耳を傾けて今も戦時下のヒマワリ畑の道を股に挟んで血路を編んでいる。悲しい哉青い空はどうしたって青くどう足掻いても青く死ぬまで振り向いても青く角度を変えて見れば黄色。其れを問いただした少年が撃たれたから女や女をよく知る雑踏の

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