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しんたろう
2020年12月26日 23:11
詩「さえずり」小鳥たちはさえずる世界中で殺される豚や牛たちを歌うその歌を聴いてる犬は純粋に餌をくれた人間に感謝している鳥は誰かの為にさえずるから鳥なのではないし犬はその日まで犬として生きてきたからその原っぱで耳をすませているのでもないどこかで老婆が歌っているわたしをだきしめてどこのだれでもいいからやさしくだきしめてどこかで小さな子の手から逃れた風船が飛んでいく白い雲
2020年12月9日 23:36
詩「世界」この世界に産み落としたあなたを守るために武器は手渡されたあなたを傷つけようとする怖い人達はみんな撃ち殺したわたしはあなたを守ることに必死だったあなたははだかんぼうであまえたりおかしを食べたり飛行機をふりまわしたり乳首を吸ったりして笑顔へ導いてくれていたそしてわたしはあなたに食べられていったあなたにサバイバルを教えたのはわたしだからだはじめてチョウチョウを食べた時のこ
2020年12月2日 03:58
詩「カニのきんたま」どいつもこいつもすたこらさってしまったすなはまにしおのなみまをながめるはひとりのりょうしそのてにはくろいタンポポさももりのごとしどんぶらこっこおおぶねこぶねにのらりくらりのりそこねちまってあっちでぶらぶらこっちでぷらりしてやがるおメデタイのひれとおおもいかいべらぼうめそいつはカニのきんたまよいますぐそのまっさらなふんどしあかにかえやがれってんだ