毎日発信したいならネタの強さにすがるな。by西野亮廣、清少納言
遠路遥々、草津温泉に旅行に行ってました。
ときの流れがゆっくりで、温泉も気持ちよくて最高でした。
でまぁ、なんかnoteに書けないかなぁとかって思ったのですが、特に抱腹絶倒なことは起きなかったんですよね。ふつーに、幸せな時間が流れてる感じです。
癒されに来ただけなのでnoteのネタなんてなくてもいいんですけど、逆に旅行に来たのにnoteに書けることがないというのも少し寂しい気がしたんですね。
それで思い出したことが2つあります。
ネタの強さにすがるなと言っていたキングコングの西野さんのことと、目に見えるほとんどを言語化できた清少納言のことです。
キングコング西野の言うこと
キングコングの西野さんがvoicyで『毎日発信しようとしたときに80点くらいの面白いネタなんてほとんど起きない。せいぜい30点くらいのネタを60点くらいに面白く表現することだ』みたいに言っていたんですね。
ハライチの岩井さんも僕の人生には事件が起きないと言っていました。
明らかに、『面白いネタに遭遇する能力』よりも『ちょっとしたことをおもしろ可笑しく書ける能力』の方が現実味がありますね。
そもそも『面白いネタが起きるかもしれない』じゃなくて、『ネタが起きないかもしれないからアンテナをしっかり張って、面白そうなことにきちんとフォーカスする』ことこそが大切な気がしました。
清少納言の言ってたこと
清少納言といえば、超ハッピー人間かつ目に見えたり心に浮かんだことを言語化する達人です。
清少納言のこと知らない人はこの本読んだ方がいいです。
例えば清少納言はこんな言葉を残しています。
たいしたモンでもないくせに調子づくもの 正月の大根
正月の大根に罪はないのに。でも正月の大根のことまで言葉にできるって見習うべきことのような気がするんですね。
そう考えると
ここからは完全に蛇足です。
西野の言ってたこととか清少納言の言ってたことを考えると草津温泉もやっぱり良かったです。
露天風呂で、雪景色を見ながら白い湯気がたっているのとかすごく風流で、僕が歌人だった歌を詠むのにとかって思っちゃいました。(実際ちょっと考えてみたけど難しすぎました。)
あとは湯畑の周りに湯畑を訪れた偉人たちの名前があるのがいいなーと思って。日本武尊から石原裕次郎まで、いろんな人の名前があるんですけど、それって湯畑を自分ごとにする意味ではとてもいいなと感じていて。
建築が好きな人なら外国の有名な建築家の名前があって嬉しいだろうし、志賀直哉の名前を見つけたときは僕はテンション上がりました。
草津温泉というブランドだけじゃなくて、きちんとファンを作る仕組みを残しているという気がしました。
なんか真面目くさくなってきたのでここまでにします。
草津旅行を考えていて疑問がある人がいれば、言っていただければお答えできるかもしれません!
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