映画Review:『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』(洋題:The Peanut Butter Falcon、2019)
あらすじ:老人の養護施設で暮らすダウン症のザックは、子どもの頃から憧れていたプロレスラーの養成学校に入ることを夢見て、ある日施設を脱走する。同じく、しっかり者の兄を亡くし孤独な毎日を送っていた漁師・タイラーは、他人の獲物を盗んでいたのがバレて、ボートに乗って逃げ出す。ノースカロライナ州郊外を舞台に、偶然にも出会った二人の旅の辿り着く先は……? やがて、ザックを探してやってきた施設の看護師エレノアも加わって、知らない世界との新たな出会いに導かれ、彼らの旅は想像をもしていなかった冒険へと変化していくー
Review
(※ネタバレ無し)
鑑賞日:2020/3/27 個人的評価:☆3.9/5
この作品は飛行機の中で見たのですが、まず初めに思ったのがどこかで見たことあるなー、ということ。たぶん昔観たヒューマンドラマ系と同じ感じのテイストだったからそう思ったんだと思うけど。
また話を進めていくうえで重要な人物があまり多くないから、映画としてはとても入り込みやすかったですね。ザック、タイラー、エレノアの三人とそれを追跡する二人、そして”ソルト・ウォーター・レッドネック”くらい。
あと驚きなのが主人公が本当にダウン症の方であるということ。彼からは病気であることのハンディキャップは全く感じませんでしたね。本当にすごい演技力。
ストーリーは結構シンプルですけど、何といっても音楽がいい。特にザック、タイラー、エレノアの三人が一緒に川で遊んだり、キャンプしたりするところで流れる音楽が超エモくておすすめです↓。
↑もちろんYouTubeより
心がすさみ、友達のいないタイラーが、段々とザックと心を通わせはじめ、変化していく様は見ていてとてもほっこりとさせられますし、人間関係にとても希望を抱かせてくれます。まだ見たことがない方で人間関係とか悩んでる方には特におすすめです!
今後も最近観た映画とか、昔観たやつなんかのレビューも上げていこうと思うので、よろしくお願いします😎
それでは今日はこの辺で。
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