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私を潰した言葉

2023年9月、食品製造会社の製造管理職をやっていた私は、毎朝6時過ぎには出勤し、休日も関係なく働いていました。

現場は結構残業も多く大変な状況でした。

そんな中、上司(他部署)から
「会社として新しい取り組み、…会議を始めるからこの日とこの日…は14時までに仕事を終わらせて欲しい」

いや、無理だって。そんなことしたらもっと残業増えるしみんなが休日出勤して対応しなきゃいけなくなる。

私は正直に、
「それだと、会議の度に朝3時から出勤して対応しないといけません。現状では無理です」

それに対して上司の一言
「そっつぁんこと言ってんじゃねぇんだっや」

はい?
現場の人間は黙って会社のいいなりになれと?
なにか、私の言葉に上からガツンと蓋を被せられたような気持ちになりました。

「はい」
とだけ応え、一応大人として冷静に仕事に戻りました。

いつもならここから会社のことも考えて自分なりに仕事の段取り考えたりしてやっているところですが、どうもそうはいきません。

夕方には具合が悪くなって早退し、次の日から朝会社に向かうのが嫌になりました。

あいつの顔が見たくなくて朝礼に出れない、会議に出れない。
いろんなことを考えすぎて、よく運転中は過呼吸を起こしました。
あんなに楽しかった仕事が、ただの苦痛でしかない。

そんなこんなで、12月末には管理職を降りました。

何気なく放った一言が、こんなにも人の人生を変えてしまう…
この上司は今出世して常務をやっています。

あの時の自分の発言や対応が悪かったのか、それとも自分のメンタルが弱いだけなのか…
いろいろ考えてはいるのですが
いずれにせよ、この上司は一生許せません🙏

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