身体管理学協会ニュース(10月1日発行)

今週のごあいさつ
この“身体管理学協会ニュース”は、毎月1日と16日の月に2回配信しております。
今回は、
①新着情報(第七期身体管理指導士®養成講座のご案内)
②神谷教授の内科系身体管理の視点
③身体管理指導士®︎養成講座のご紹介(トレーニング理論)
④編集後記

を掲載しておりますので、ぜひお読み下さい!

◉新着情報
【11月~12月開催 身体管理指導士®︎養成講座】開催のお知らせ

【11月9日より第七期養成講座を開催いたします。】

口座日程は以下の通りです。

【講座スケジュール】
①運動器機能解剖実技  11月9日(水)(東京都内にて)
②トレーニング理論   11月16日(水)〜22日(火)(オンライン)
③栄養学        11月23日(水)〜29日(火)(オンライン)
④休養学        11月30日(水)〜12月6日(火)(オンライン)
⑤整形外科系疾患学   12月7日(水)〜12月13日(火)(オンライン)
⑥内科系機能解剖学   12月14日(水)〜12月20日(火)(オンライン)
⑦内科系疾患学     12月21日(水)〜12月27日(火)(オンライン)
⑧スポーツテーピング実技  調整中(東京都内にて)
&「身体管理Q&A飲食会」(参加自由、別途要費用、夜18時〜)

募集人数3〜8名。
募集期間。〜10月26日(水)締め切り
※締め切り前に最大人数に達した場合はその時点で締め切りとなります。

また締め切り時で最小人数(3名)に満たさない場合は講座開催を次回に延期いたします。

①⑧の講座については東京都内にて実技講座を実施いたします。
①につきましては、必ずご出席いただける方に限らせていただきます。
⑧につきましては、スケジュールが合わない場合には初回受講から一年以内であれば別日にご受講も可能です。
その他②~⑦につきましては録画動画を隔週毎1週間以内にご視聴いただく形式となります。
詳しくは、事務局までお問い合わせくださいませ。
改めてそちらから講座費用、受講にあたってのご案内などの詳細についてのご連絡を差し上げます。
※詳しくは、こちらもご覧ください。

新着情報【11月~12月 身体管理指導士®養成講座開催】のお知らせ


◉神谷教授の内科系身体管理の視点
【第11回:「人体にある“組織”」】

こんにちは、理事の神谷です。
このnoteを読みくださっている皆様へ、身体管理を指導するトレーナーに必要な内科系関連の情報を、最近のトピックス等を交えてお伝えします。
第11回目は、人体における組織についてです。


「組織」と聞くとどのようなことをイメージされるでしょうか。辞書で引いてみると以下のように書いてありました。一部をご紹介します。

1、 同じ系統の一群の細胞が集まって、特定の生理作用をなす構造。
2、 個々のものが何らかの秩序をもって全体を構成すること。また、その秩序ある全体。
引用:新解明国語辞典第7版(三省堂)

似ている性質や機能などを持った細胞同士が集まり、それぞれの部位に応じて役割や働きを分担する構造のことを組織と言います。

これが組み合わされたものが、前回のお話にもありました「器官」です。

さて、その組織は、人体において4種類あるとされています。

一つ目は上皮組織です。皮膚や粘膜などを覆っている膜様の組織です。血管や臓器の内側、口腔や食道の内面などがイメージしやすいかもしれません。場所や働きによってさらに細分化され、細胞の配列に違いがあります。

二つ目は結合組織です。身体の構成成分を結び付けて形を作ります。支持組織という言い方をすることもあります。ここに分類される組織はいくつもあり、詳細は割愛しますが線維性のもの、血液やリンパ、骨・軟骨、脂肪などがここに属しています。豊富な細胞間物質があり、それぞれの組織の特性に応じて、様々な強度や硬さがあります。

三つ目は筋組織です。ご存知の方も多い部分かもしれません。収縮性があり、神経からの刺激によって収縮が起こり張力を発揮します。人体には、3種類の筋繊維があります。1つは平滑筋と言い、消化管や血管などに存在しています。収縮速度は遅く、自分が意図して動かすことが出来ません。2つ目は骨格筋です。運動器系を動かすための筋組織です。多くの部分を自分の意図で動かすことが出来ます。3つ目は心筋です。心臓にある筋組織で、自分の意図では動かせませんが骨格筋のような構造をしています。

四つ目は神経組織です。身体各部位や他の組織に信号を伝達する役割があります。神経細胞(ニューロン)と神経膠(グリア)細胞があります。

いかがでしょうか。こうやって見ると、「組織」というのは同じ目的に向かい集まる個という見方も出来ます。
会社や法人などがある程度の人数や規模になると、いくつかの目的に合わせた組織が形成されますが、役割こそ違えどもその構成はとても似ているように思います。
人の体も、こうやって身近にあるものに置き換えたりしながら覚えると理解しやすくなるかもしれません。


◉養成講座のご紹介
栄養&サプリメント/オンライン講座】

栄養に関する基礎理論とサプリメントを活用した実践的な身体管理法までを学ぶことができます。

【講座内容】

・栄養とは

・栄養の機能について

・必須栄養素について

・腸内環境を高める意味

・食物繊維について

・腸内細菌について

・腸の新陳代謝について

・オリゴ糖について

・抗酸化物質の必要性と摂り方

・抗糖化物質の必要性と撮り方

など。

人体の理解を深めるとともに、栄養に関する基本をしっかりと身につけ、普遍的かつ重要なことをお客様、クライアントさんに指導できるようになることが大切です。


【日本身体管理学協会公認 身体管理指導士®︎(兼身体管理学公認講師)養成講座について】
「防衛体力」(免疫力ら)を主に、「行動体力」(スタミナ・パワーら)も含めた、「総合体力」(身体管理)の幅広い総合的な知識と技術を習得します。

・内科系(疾病系、免疫系、公衆衛生)
・整形外科系(痛み、ケガ、処置、予防)
・トレーニング(アスリート~シェイプアップ)
・栄養サプリ(基礎栄養学~スポーツ栄養)
・休養学(睡眠、足、歯、呼吸、他)
・運動器機能解剖学(実技)
・内蔵系機能解剖学
・スポーツテーピング(実技)
これら幅広い知識と技術を短期で学べます。

誰もが指導できる簡単な筋トレをカウント数えの指導、糖質を減らす食事制限の指導、の二つだけをメインとする”お茶漬けトレーナー ”を脱し、”身体をより良くする(管理できる)”ことが出来るホンモノのトレーナーを目指しませんか?

●受験資格・ライセンス保有資格

・26歳以上(22歳以上の方は講座の受講と認定試験の受験は可能。資格認定は26歳の誕生日以降に資格発行が可能。)
・現役トレーナー職業の方(それらに準ずる保健体育教諭、スポーツチームコーチ等も可)
・資格合格取得後も、幅広く身体管理に関する能力の向上を常にさらに努める方
・協会会員
・スポーツ指導の保険に加入済みの方
・CPR&AEDライセンス保有の方

●身体管理学講座:全8回

・オンライン講座:6日間×約6時間
・実技リアル講座:2日間×約6時間
・試験:2時間(オンライン)
・合計約50時間
・期間: 最短2ヶ月~
・費用: こちらからお問い合わせくださいませ。

その他講座に関する詳しい内容はこちらからもご確認いただけます。

◉事務局の編集後記

ここ2週間は台風が連続して日本に影響を与えました。

同時に気候も一雨ごとに涼しくなり、季節は秋ですね。

よく「実りの秋」と言いますが、仕事も農作物も良い収穫をするためには、それまでの取り組みがとても大切ですよね。

日々の働きなくして収穫なし。

基本を大切に、会員さんや利用者さん等、関係性のある方々により良い指導とサービスを良き渡せることが出来るようにしていきたいと思います。


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