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『うまくやる』ことの難しさ。

仕事をしていると、
「うまくやる」ことをまあまあ求められる。
「そこはうまくやらなきゃ」とか「うまくやっておいてね」とか。

その言葉の意味は一概に「仕事をちゃんとする」だけではなさそう。

「ちょっとした悪いことはバレないようにね」とか
「こっちに少しいいように調整してね」とか
「少しずつ手を抜いて仕事量を減らして要領を良くする」とか
少しほんとはダメなことを全員がこっそりやりながら、
全員が全員の「うまくやっている事」に目を瞑っている。

しかし、
全員が目を瞑り許してくれるはずなのに、
この「うまくやる」は難しい。
終いには「うまくやる」ことが出来ずに怒られる。

「うまいこと」やった人は仕事内容の適当を嗅ぎ分け早く切り上げて、
「うまいこと」出来なかった人は仕事に正面から挑み時間がかかっている。
そして、「そこはうまいこと手を抜かなきゃ〜」とか言われる。
難しい。

もちろん「うまいこと」できる人がずるいわけでもなく、
なんなら自分だって「うまいこと」していきたいと思っている。
しかし、目指したいのは「うまいこと」せずに
仕事が「うまくいく」とこだとも思っている。

その逡巡が余計に自分を「うまいこと」させてくれない。

うまいことやらずにうまくいく力をうまいこと身につけたい。
馬肉でも食おうかな。

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