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【見逃し配信のお知らせ】古今亭志ん輔、林家楽一 ~落語二席+紙切り+秘蔵トーク/第41回志ん輔と仲間たち

毎日新聞社が古典落語を極める落語家・古今亭志ん輔の落語をオンラインでお届けする「志ん輔と仲間たち」。2021年4月コロナ禍で始まった本会は、おかげさまで第41回を迎えました。

今回のゲストは今年の1月に亡くなった三代目林家正楽師匠の一番弟子、林家楽一さん。「揺れない紙切り」で、“さりげなく語りながら”1枚の白い紙にはさみを入れ、動物や風景、人物などさまざまな図柄を切り抜くのが楽一さん、、、なのですが、そこは「志ん輔と仲間たち」!寄席と同じようにはいきません…。

~配信の様子をGIF動画でご紹介~

落語「締め込み」/志ん輔

泥棒とせっかちな夫婦が織りなすドタバタほっこり?な物語。登場人物のどこか憎めない人柄と、言い争いのテンポの良さが心地よい一席。
例のリクエスト枕企画では「一人酒盛」「へっつい幽霊」「強情灸」にまつわるエピソードを紹介しました。


紙切り/楽一

まずは鋏試しで「線香花火」を鮮やかに。
そのあと、なんと志ん輔師匠が乱入!?師匠がお客様から事前にお寄せいただいたお題をくじ引きすると同時に、紙切り中の楽一さんに質問を投げかけます。
師匠の問いかけに翻弄されながらもお題を切り抜く技は圧巻!思わず「おぉ~」と感激してしまいます。
今回採用されたお題は【ビールと枝豆、江ノ島、流しそうめん、ゲリラ豪雨、風鈴】。
楽一さんは「この夏一番難しかった。会話をしながら難しいお題を切る、細胞が活性化しました(笑)」とおっしゃっていました。


落語「唐茄子屋政談」/志ん輔

二席目は、この夏聴きたい人情話の名作「唐茄子屋政談」。道楽が過ぎて勘当された若旦那が、見知らぬ人たちの厚い情けに助けられる話です。
☆2021年7月の本落語会で配信した演目ですが、大変好評で再演を望む声が多く届いておりました。今回はそのご要望にお応えする形で実現しました。
人情味あふれる登場人物と主人公の回想シーンがじんわりと沁みわたります。


アフタートーク

お疲れさまでした~乾杯~!二人で飲むのは初めてだそうです。ニコニコ楽一さんはお酒好き。
リラックスした雰囲気で楽一さんのプライベートや修業時代、三代目正楽師匠の思い出話に花が咲きました。楽一さんが正楽師匠との一番嬉しかった思い出とは――?


見逃し配信は8月27日(火)まで。これを過ぎたらもう聴けません!
落語二席と、紙切り、秘蔵トーク、ぜひこの機会にお見逃しなく!

楽一さんの師匠、正楽さんは本落語会の記念すべき第1回のゲストでした。
誰からも愛されるお人柄と神業ともいえる紙切り芸は今も多くの方の胸に刻まれています。

▼第1回のダイジェスト動画はこちら

▼林家楽一さんの公式サイトはこちら

☆次回は第42回目!
9月27日(金)19時より
詳細・お申込みはこちら


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