落語協会ファン感謝祭「謝楽祭2024」
2024年9月8日(土)に東京文京区の湯島天神で開催された「謝楽祭」。
志ん輔と仲間たちスタッフはお客として参加してきました。
この記事では、志ん輔師匠や9月27日(金)開催の志ん輔と仲間たちゲスト「おしどり」さんの芸人屋台の雰囲気などを写真で紹介いたします。
「謝楽祭」・・・年に1度開催される落語協会のファン感謝祭。芸人さんによる出店があるほか、さまざまな催しも。今年は落語協会100周年という節目の年の開催でした。
湯島天神にはゆるやなかな「女坂」と、階段が38段あり勾配が急な「男坂(正式名称=天神石坂)」が存在します。
江戸時代の書物「御府内備考」によると、本来は湯島天神参拝のための坂でしたが、その後は本郷から上野広小路に抜ける通り道にもなったといわれているそうです。
志ん輔師匠はここ数年「夫婦坂」という坂を上がってすぐのところに出店を構えます。夕方になると西日がとても強く差す場所です。
良い表情です。
志ん輔師匠の出店「にせ辰」では、手ぬぐいや手ぬぐいでつくられたがま口、その他雑貨を販売。
志ん輔と仲間たち視聴者プレゼント「キンミヤ焼酎Tシャツ」も販売。
なんと、志ん輔師匠のお隣には「おしどり」さんの出店。
針金アートの出店です。
お客さまからリクエストを受け付け、その場で作品をつくる「即興針金」企画も。
この日はお客さまからのリクエストで大忙しのようです。
笑顔が素敵なお二人です。
食べ物や飲み物のお店も。
スイカは夏らしく見ているだけで涼しくなります。
ご存じの方も多いと思いますが、湯島天神(湯島天満宮)は学問の神様で有名です。写真左側には多くの絵馬が。受験シーズには約4万もの絵馬が奉納されるそうです。
(分かりづらい写真で申し訳ありませんが)写真手前の「トウシンキョウ(投扇興)」は志ん橋一門のお店で、扇子を投げて的に当てる催しを、奥の「おやはしチントン店」は落語協会おはやし連によるお店で、好きな落語家さんの出囃子に合わせて高座に上がれる催しと、ともに体験型でにぎわっていました。
謝楽祭寄席では「新協会員」「今秋の新真打」「今春の新真打」が出演。
※真打・・・噺家の階級のうち最上位
謝楽祭では落語協会が一つ200円で「富くじ」を販売。
※販売額全額を能登半島地震被災地支援として寄付されるようです。
豪華賞品が用意されていました。
夕方には富くじの抽選会が開催。多くの方が注目。
たい平師匠と正蔵師匠が番号のかかれたボールをひきます。
なんと「千社賞」が当たりました!ありがとうございます!
※千社賞景品=芸人の方の千社札シール
大締めの前に恒例の「住吉踊り」の披露。
見ている方の多くの手拍子も合わさり、最後まで大盛り上がりでした。
写真での紹介は以上となります。
この日は台風の影響により雨予報でしたが、当日はお天気に恵まれ、無事開催となりました。
晴れた分、気温が上がりすさまじい暑さでしたが、芸人さんの出店には朝から多くの行列ができ大盛況。
芸人さんにお願いすると、写真撮影をしてもらえたりサインを書いてもらえたり芸人とファンが直接交流できることが謝楽祭の特徴です。来場された方々は最高の一日となったのではないでしょうか。落語協会の発表によると来場者は12,000人だったそうです。
スタッフ個人としては、謝楽祭が終わると(少し早いですが)今年一年が終わったような気持ちにもなります。
みなさま大変おつかれさまでございました。また、この記事をご覧いただきありがとうございました。
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