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東京MDC3000m

気が付けば21年目のシーズンイン。

今までの今年のシーズン初戦は高校時代に東京都総体で辛酸を舐めた駒沢オリンピック公園で開催された『東京陸協ミドルディスタンス・チャレンジ』の3000mとなった。
(冒頭の写真は@chibeeeevさんより頂きました)

今大会の位置付けとしては、
①冬季トレーニングを経た現状確認
②今後のトレーニング方針を定める
であった。そのため、試合前の2日間はjogの量こそ減らしたが、トレーニングの流れは変えずに出場した。

結果は8分19秒98の組5着であった。

エントリー時の申請が8分25秒であったのでほぼ目論見通りのタイムであった。が、レース内容としてはラスト1kmのラップが1番遅かったため、オーバーペースであったことは否めない。なのでタイムは及第点、内容は60点というところである。

このトレーニング期間は、レースに出てもピーク期ほどの結果が出ないことはわかっているので、結果に一喜一憂することなく現状確認やワークアウトとしてはっきりとした目的をもって目標設定した中でレースに参加します。有名選手が国内レベルの選手に負けることもこの時期には良く起こります。

上記のニュージーランドで陸上競技続けている方のブログ(中学校の先輩が執筆しています!)にもあるように、ここで大切なのは目先の結果に一喜一憂せず、今回のレースを今後にどう活かしていくかということである。ついついレースに出場すると悔しさやレースに対する想いなどからムキになってしまいがちだが、冷静に現状を俯瞰し、最終的な目標に向けてやるべきことを分析し、淡々とトレーニングをこなすことが大事である。

実際、冷静に分析してみると、700mあたりから心拍数は180bpmを越え、その後もほぼ最大心拍数付近の185bpmで推移している。そこからもオーバーペースであったことが伺える(今回は心拍ベルトを装着し、データを収集)。

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今回の結果で現状の3000mRPが67秒ペースであることがわかったので今後は67秒〜69秒付近でのVO2maxインターバルを少しずつ取り入れ、レースに向けた能力を開発していく。

次戦は恐らく5月の記録会である。5000mと10000mのどちらも狙えるような状態を維持しつつ、最終的には特異的なトレーニングの仕上がり具合でどの種目に出走するかを判断していく。

21年目のシーズンは始まったばかり。焦らずトラックシーズンと駅伝シーズンのそれぞれ1回ずつのピークへ向けて鍛錬していく。

ここからどこまで仕上げていけるか、自分でも楽しみである。

そして、この場を借りて東京陸協をはじめとする大会関係者の皆様へ。
大会開催に尽力して頂き、感謝しております。ありがとうございました。

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