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2020年の振り返り

2021年になって数日が経ったが、2021年をより良い年にするためにも2020年を陸上競技面から振り返ってみる。あえて書くようなことでもないと思うが、自分自身への備忘録として。

2020年の目標は下記であった。トラックの2種目で自己記録を更新目指し、駅伝ではチーム選考を勝ち抜き、試合で結果を出すというシンプルなもの。

■5000m:13分40秒
■10000m:28分20秒
■関西実業団駅伝:区間賞
■全日本実業団駅伝:個人区間5位以内

そして結果は下記の通り。

■5000m:13分55秒→目標未達
■10000m:29分6秒→目標未達
■関西実業団駅伝:7区区間賞→目標達成
■全日本実業団駅伝:個人区間5位→個人目標達成

新型コロナウィルスの影響もあり、前半シーズンに試合がほとんどなかったことも影響しているが、トラック種目で自己記録を更新することが出来ず、目標は未達に終わった。一方で、駅伝においては目標を共に達成することが出来た(チーム目標は未達)。

まず、トラックシーズン目標未達に終わった理由として故障からの復帰方法を誤ったことが考えられる。6月に緊急事態宣言が解除され、競技場での練習が解禁されたタイミングでいきなりスピードを出したことにより、ハムストリングスを痛めてしまい、2週間ほど練習を中断せざるを得なかった。ここの部位は故障したことがなかったので故障の前兆を見逃してしまった。
幸い重症ではなかったため、2週間で練習を再開することが出来たが、予定した7月のホクレン網走大会5000mまで時間がなく、練習を詰め込みすぎてしまった。その結果として能力に見合った練習よりも目標タイムから逆算した練習を組んだため、練習消化率が低く、また、試合当日まで疲労が抜けきらなかった。そして試合は13分55秒という凡走に終わってしまった。故障をしないことはもちろんであるが、試合前に焦って練習を詰め込みすぎないことが大事であると学んだ。尚、前半シーズン10000mは出場する機会がなかった。

7月のホクレン出走後は1週間ほど休養に充て、秋シーズンに向けたトレーニングを再開した。関西実業団駅伝と全日本実業団駅伝は11月下旬と1月1日に予定されていたのでピークが11月下旬から1月頭に来るようにトレーニングプランを練った。例年なら数回記録会で10000mの自己記録に挑戦してから駅伝に臨むのだが、今年はトレーニング進捗確認とメンバー選考に必要な試合に絞って記録会へ出場した。いつもこの時期に記録と駅伝両方を欲張った結果故障してしまっていたため、今年は故障を防ぐことを第一に考え、試合を絞った。場合によっては目標を諦めて、次の目標に狙いを切り替えることが重要であると感じた。結果としてトラックの自己記録を更新することは出来なかったが、それぞれの駅伝においては目標を達成することが出来た。

秋シーズンも11月の関西実業団駅伝後に肉離れを起こしてしまったが、前半シーズンの反省を生かし、足が完治した後は試合前に焦って練習を詰め込みすぎないことを意識しながら練習を再開したため、ホクレンと同じ轍を踏むことなく、目標を達成することが出来た。

2020年シーズンは試合前に焦って練習を詰め込みすぎないことと、目標を諦めて、次の目標に狙いを切り替えることを学んだ。言葉で言うのは簡単で、いつも意識していることだが、いざ自分が当事者になると忘れてしまう。読者のみなさんも私の教訓を生かして、2021年は良いシーズンにして下さい。


さて、ここからが重要。
私が今後、2020年に学んだことを無視して過ちを繰り返そうとしていたら誰か叱って下さい。よろしくお願いします。笑

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