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トヨタの現場力 生産性を上げる組織マネジメント①

「人は誰でも、成長できる可能性を秘めている。その感想性が開化するか否かは、どれだけ周りが真剣にその人の成長を応援し、フォローするかにかかっている。」

自分自身がマネージャ―として、成長できる環境づくりを行うとともに、応援されるような人間になる。

「仕事とは、作業+改善である」
決められた作業をするだけでは、現場での仕事とは言わない。知恵を出して改善することが必要。

【5S】
整理・整頓・清掃・清潔・躾
単にキレイに片付けることが目的でなく、問題や異常が一目で変わるように改善を進めやすくするのが目的。

【問題解決の8ステップ】
①問題を明確にする
②現状を把握する
③目標を設定する
④真因を考えぬく
⑤対策計画を立てる
⑥対策を実施する
⑦効果を確認する
⑧成果を定着させる

定量化がしづらく、活動開始から効果発揮までに遅効性がある特性を持っている現場力。トップが長期的視点を持って改善活動を進めることが組織にメリットをもたらす。

どんな現場が理想なのか??
「標準がある→標準通りに出来る→標準が常に進化している」
「ピンっと張った現場作り」ヒト・モノ・カネなどのリソースが必要最低限しかない、緊張感がある現場。

現場の人達は何を考えてる?
「もっとラクに仕事をしたい」と考えている人がほとんど。このラクをしたいから生まれる意見やアイデアを吸い上げることが大切。

改善活動定着を阻む「依存」
①人ーコアメンバーが活動から離脱すると活動が頓挫してしまう。
②時ー時間の経過とともに活動がマンネリ化して停滞する。
③業績ーいい場合は生産ラインに人が増えて、改善活動に充てるリソースが不足する。業績不調の場合は長期的な視点に立った取り組みができなくなる。

依存を断ち切るための対策
①要となる組織を設定する。ー安定して活動時間を捻出できる状態にする。
②組織はなるべくトップに近いポジションに位置させる。ー幅広い部署からの協力・支援が受けやすくなる。
③組織の役割を明文化し、実施事項を具体的な日常業務に落とし込む。ー新しい人が入ってきたときにも明文化しておくことで分かりやすくなる。

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