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ラジオ配信、はじめました
みなさま、お久しぶりです。
今回は、コロナの影響でフィリピン留学が中止になったため、思い立ってラジオ配信を通してスピーキングを練習し始めた話をします。
コロナで断念した英語留学
昨年の12月から2か月、『PROGRIT』というコーチングサービスを受けつつ、英語を1日平均2-3時間勉強をしていました。その結果、流暢とは言えないものの、そこそこスピーキング能力があがりました。
効果測定にVersantというスピーキングテストを使っていたのですが、始めたばかりの頃と2か月後を比べると、総合点が44点から49点へとアップしました。
微々たる変化でしたが、「身近な事柄において伝えたいことの要点を包括的に述べることができる」レベルになったことが嬉しく、しばらくはこの表を眺めてはニヤニヤしていました。
昔から、「鉄は熱いうちに打て」と言いますよね。英語学習への意欲が高まっているこの機会を逃さないためにも、PROGRITでの学習が終わってからは1週間フィリピン留学に行く予定でした。
しかし、不運にも世界的なコロナの流行が待ち受けていました。
あと数か月早く行っていれば、もしかしたらフィリピンの校舎で日夜英語漬けになれていたかもしれません。
そのまま、ずるずると渡航予定期が後ろ倒しになっていき、最終的には返金という形で終わりました。
怠けていたら本当に退化していた
英語コーチから監督されず、仕事も案件が国内メインになったため、英語を勉強するモチベーションは見る見るうちにしぼみ、毎日開いていた単語帳は本棚の隅っこへ行きました。
それから随分たって、ある日、インドの仕事先とテレカンをすることになりました。特に発言する機会はなかったものの、議事録を取ることを頼まれていたため、久しぶりに英語に触れる機会にワクワク(あるいはビクビク)していました。
結果は衝撃的でした。
ほとんど何を話しているのかが分からないのです。議事録なんてとれるはずがなく、同席していた英語に堪能なマネージャーの助けを求めました。
インド特有のアクセントも影響していたかもしれませんが、それでもここまでの退化には自分自身、本当に驚きました。定期的に鍛えていないと、現状維持どころか能力自体が衰えていくという残酷な事実を再認識しました。
このまま終わるか、きっかけを創り出すか
自分の実力値をマネージャーに知られてしまったこともあってか、「もっと英語ができる人」に英語を使う案件が振られていき、自分はますます国内案件を担当することが増えました。
お察しの通り、「英語を使わない」→「英語が出来ない」→「英語を使わない案件を振られる」という、実に悪循環です。
そんな中で、転機が訪れました。
国内案件だと英語ができる人が少ないため、資料の英訳を申し出たことを機に、勝手に「英語ができる人」という認定を受けたのです。
勝手に、というのは語弊があるかもしれませんが、そのクオリティの如何にかかわらず、大部分がGoogle翻訳様のおかげであるにもかかわらず、ただ資料の英訳をやろうとする姿勢だけで、他人の認識が変わったことに驚きました。
そして、たとえ不完全で恥をさらしながらも、自分で大小のきっかけを創り出すことが出来れば、どんな環境にいても英語に触れ、勉強し続けることができるんだということに気づきました。
そこで思いついたのが、ラジオ配信でした。
ラジオ配信、はじめました
もともとPodcastでTED TALKを聴くのが好きで、単純に英語を学ぶのではなく、英語を通して様々な人の考えに触れることを楽しんでいました。
さらにPROGRITを使っていた頃でも、有名人のスピーチをシャドーイングし、それを録音して英語コーチに毎日送り、発音や流暢さをチェックしてもらっていました。
有名人の演説を聞いてから、原稿を書き記して知らない単語を調べる。
ある程度意味が分かったら、自分で何回も音読をしてみる。
そして、毎日それを記録して成長曲線を図る。
なるべく負担を減らすために、原稿の読む範囲は1~2分程度で、さらにモチベーションを保ち続ける方法として人から褒められる仕組みをつくる。
仕事であたふたしながらも、頭の片隅でベストな方法を考えているうちに、ミスしても音声を編集できるラジオ配信が最適だと思えました。
そうして今、有名人のスピーチを英語・中国語で読み聞かせる番組をはじめることになりました。まだ続けて数日ではありますが、イヤイヤやるような勉強の感覚が無く、自分にぴったりだなと感じています。
もちろん、自分のスピーキングを聞いていると「うわぁ……」と恥ずかしくなってきますが、No pain No gainということで、継続していきたいと思います。
さいごに
どうしてもやることが無く、お暇なときにでも、良かったら聞いてみてください。一応、「毎日配信する」というマイルールを課しているのですが、もし怠けていたらお尻を叩いていただけますでしょうか……。どうぞよろしくお願いいたします。
先輩方からアドバイスやサポートをいただけると新卒は飛び上がって喜びます。