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【雑記】今年の目標③。ブログを書き続ければ何か変わるのか検証。#4

質問に答えなさい

日本語って難しい。

生まれてからこの言語しか使ってこなかったにも関わらず、それでもまともに使えている気がしません。

読み書き、話す。とりあえず、意思疎通はできているため生活はできていますが、これでいいのだろか…

『質問に答えなさい』

私が大学時代に、耳にタコができるほど言われた言葉です。

みなさんは、この言葉の意味分かりますか?

『質問に答える』

当たり前に聞こえるこの言葉って実はとても難しいのです。

質問の趣旨を汲み取り、その答えを端的に、理論的に伝える。

質問と答えがちぐはぐになっていることは、いくらでもあると思います。自分自身は質問に答えているはずなのに、聞き手にとっては、まったく答えになっていない事もざらにあります。

日常生活では、緊急時以外よく分からない答えが返ってきても特に問題にはなりません。ですが、返し次第では、この人大丈夫かな?とマイナスの印象を与えかねません。

それでは、次の受け答えはどう感じますか?

『今日は誰と夕飯を食べに行きますか?』

『友達と行きます。』

特に違和感はありません。では、これはどうですか?

『今日は誰と夕食を食べに行きますか?』

『車で行きます。』

誰と、ではなく、夕食会場までの移動手段を答えていますよね。
明らかに質問と答えが合っていません。これは極端な例ですが、これと似たような事が日常では起こっています。

私自身このような意味の分からない受け答えをしてしまっている事があります。その時は、その答えが最適かと思って答えていますが、後で考え直したり周りの人に聞いたりすると質問と答えが合っていない事が分かります。

会議とかで他の人の受け答えを聞いている時、つまり自分以外の人が質疑応答をしている場合はよく分かりますよね。回答者が緊張したり、焦っていたりすると相手の意図を汲み取れないままに答えて『その答えじゃないんだよな〜』と、思った事はありませんか?

私はそのような状態に陥ってしまう事が多々あります。

変なことを言わないように、まず落ち着いて、話すことを頭で整理してから発するまでに時間がかかるのです。

だからといって、すぐ答えるとよく分からないことを言っている。

落ち着いてゆっくり話せばいいと言いますが、会話のリズムもあり、全てがそうとは限りません。

相手の質問の意図を汲み取り、頭の中で整理してから、アウトプットするまでをもっと早くしたい。

文章を書くだけでは相手がいるのものではないため、意図を汲み取る練習にはなりません。ですが、言葉の整理をする事でアウトプットするまでの練習はできるかもしれません。それを期待しながらこの文章を書くに至りました。

文章は起承転結とすべきなのか

国語の授業で作文をする時に言われたのが、『起承転結』です。これは日本で国語の授業を受ければ誰でも聞いたことのある言葉ではないでしょうか。

文章を起こし、導入、そして伝えたい事を記し、結末を迎える。

これって文章を分かりやすく伝えるための構文なのだそうです。そんな事は分かっていますが、それをスムーズに進める事が難しいですよね。

では、みなさんは、起承転結を意識して文章を書いていますか?

私はずっとこの書き方が最適なのだと思い、文章を書いてきました。
しかし、相手に伝えるために一番最初に書くべきは『結』だと、今までの考えを改めるよう指導されたこともあります。

分かりやすい文書は、起承転結なのでは?

もちろん、起承転結は大切です。それがなければ文章はめちゃくちゃで何が言いたいかまったく分かりません。

ただ、相手に伝えるためには順番が大切なのだそうです。

聞き手は情報量が多いと相手が何を言っているのか分からなくなります。話している方も何を伝えたいか迷子になります。結果、これは何の話だっけ?というオチです。

聞き手に『これから○○の話をするよ』と、準備させるのが『結』から話す意味です。

その中で導入や経過などは、補足として説明し、聞き手が知りたかったら質問してきます。それを答えるぐらいで丁度いいのです。

何事においても、わざわざ一から十まで説明していては、時間がいくらあっても足りません。聞き手も飽きます。

結局のところ、知りたいのは結果だと言うことです。結果があり、その結果から今後どうしていくか、もしくはその原因が何なのか分かればとりあえず解決する事がほとんどです。

私は特にこの『結』からの『今後の予定もしくは原因』についてを、伝わるように意識して話しています。

『お前は何を言っているんだ』『何を伝えたいんだ』

このような事を言われるのは悲し過ぎます。一生懸命伝えようとしているのに『だから何?』状態です。

だからこそ、起承転結ではなく、『結』で相手に準備をさせて、そこから話を進めるという順序が求められているのだと思います。

文章を書き続けたら何か変わるのか

今までの人生で作文という作文を書いた事はありません。あるとすると反省文ぐらいです。

ブログといった長文?にいたっては生涯関わらないものだと思っていました。 

何ごともまずはやってみる、そして続けてみる事です。そうすれば、何か見えてくものがあるかもしれん。

質問に答える。これもまずは意識をするところから。結末から相手に伝わるように話すことも同じです。

だからこそ、今年の目標③として、ブログを通して日本語の上達を目指すことにしました。文章を書く事で、頭の中の言語を整理することが最大の目的です。

今までやり続けたことがないものを続けたら人はどう変わるのでしょうか?検証として楽しんでみようと思っています。

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