信州地域エネルギー株式会社

長野県で林業、環境保全作業、自然共生サイトの申請代行等をおこなっている信州地域エネルギ…

信州地域エネルギー株式会社

長野県で林業、環境保全作業、自然共生サイトの申請代行等をおこなっている信州地域エネルギー株式会社のnoteです。ここでは環境保全作業、自然共生サイトを中心について書いていきます。

最近の記事

林業の存在意義を改めて考える

基本的に林業はポジティブな可能性に満ちた産業であると信じていますが、見方によっては先行きはかなりネガティブです。林業事業を細々と行っている事業者として、ネガティブな部分について書いてみたいと思います。 建前としての林業の役割まずは法律的な位置づけ ※森林については、その有する国土の保全、水源のかん養、自然環境の保全、公衆の保健、地球温暖化の防止、林産物の供給等の多面にわたる機能があり、その機能を森林の有する多面的機能の発揮という。 森林の持つ公益的機能を、木材生産と矛盾

    • 令和6年前期自然共生サイト申請受付が早期に終了

      令和6年前期自然共生サイト申請受付が、令和6年4月22日から開始されました。1週間程で上限に達し、申請受付が終了しました。 弊社が自然共生サイト申請のサポートをさせていただいていた企業様があり、状況確認のために4月23日にコールセンターに連絡をしたところ、その時点で半分(つまり30件)以上の申請があるとのことでした。 その後、70件の申請まで受け付けるという案内がHPに掲載されましたが、4月30日には受付締切となっていました(今は削除されています)。 令和5年後期の申請

      • 自然共生サイトの申請に向けた制度の理解2(30by30、自然共生サイト)

        長野県上田市に拠点を構える信州地域エネルギー株式会社です。 自然共生サイトの申請をする際に必要な情報をまとめました。自然共生サイトの申請を検討するにあたって、参考になりましたら幸いです。この記事は2024年3月23日時点の情報に基づいて書いています。 どういった場所が自然共生サイトに申請できるかを理解する 次の3つに該当する場所が自然共生サイトになり得ます。 1 次のような場所であること 2 生物多様性の価値を有すること 3 業者、民間団体・個人、地方公共団体による

        • 自然共生サイトの申請に向けた制度の理解(30by30、自然共生サイト)

          長野県上田市に拠点を構える信州地域エネルギー株式会社です。 自然共生サイトの申請をする際に必要な情報をまとめました。自然共生サイトの申請を検討するにあたって、参考になりましたら幸いです。この記事は2024年3月23日時点の情報に基づいて書いています。 30by30(サーティ・バイ・サーティ)を理解する定義 30by30(サーティ・バイ・サーティ)とは、2030年までに陸域と海域の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標です。 経緯 2021年6月に英

        林業の存在意義を改めて考える