まぶたの炎症の1症例

去年一年間、まぶたの肌荒れで悩まされていた。眼科でステロイドを処方され、指示通りにきちんと塗り続けると一応治るのだけど、すぐ再発。それでずっと悩まされていた。
実は私は、まぶたの肌荒れは「結果」であって原因ではない、という気がしていた。

「涙」がその前からおかしかった。目が開けていられないほどしみることがその前から続いていた。朝起きると、涙の跡がまぶたをひりつかせる。涙に炎症を起こす成分が含まれていて、それがまぶたの炎症を起こしてる感じがすごくした。
眼科医にそれを伝えたけど、それは聞くに値しないといった反応。

医師の指示通りステロイドを塗って治し、また再発してを繰り返して、眼科医もサジを投げたのか、ステロイドではなくワセリン処方。もちろん肌荒れのひりつきを和らげる効果はあっても治らない。これは万策尽きたか、と諦めかけたところ。

娘が花粉症対策で目薬もらってきた。目がかゆいとき用の。試しにその目薬を差してみると、目が開けてられないほどしみるという症状が消えた。やがて自然に、まぶたの炎症も治ってしまった。

今は薬局でアレルギー対策用の目薬を常備し、目がしみるなあ、と感じたら差すようにしてる。最近は目がしみるという症状も現れなくなり、目薬を差すこと自体がなくなった。まぶたの荒れも全然起きなくなった。

n=1の話だし、症状は人様々だから私の話が他の人に応用できるとは限らないけれど、私の場合、やはり涙が原因だった気がする。目がしみる現象も、涙に炎症を起こす成分が含まれ、まぶたの炎症もそのせいで起きたのではないか、と。抗ヒスタミンの目薬を差したら、目がしみるのもまぶたの荒れも治った。

眼科医の診断と処方は仕方なかったと思う。目がしみるといっても充血してるわけじゃないし、目に見えて起きてる症状がまぶたの肌荒れだけなら、対処療法を勧めるしかなかったと思う。
ただ、私みたいな症例が、眼科医の気づかれない形で潜んでる気がする。参考になればと思い、一症例をご報告。

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