下水に流せないときのトイレ問題…阪神淡路大震災の経験から

トイレ問題について。
どうやら能登半島の地震では下水管も破壊されているらしく、トイレで流さないでくれという地域もある様子。
阪神大震災の時、私が通っていた避難所では、校庭に穴を掘り、見えないように板で四角く囲い、穴に致していた。いっぱいになりそうなら埋めて、新しい穴に。糞便は土に還るので合理的。

四半世紀経っても伝説だけは残り、「あのへんだったよね」とは言うものの、見た目には全然わからない。土に穴掘って簡易トイレが一番合理的だと思う。

注意点は、埋めたばかりだと少しぬかるむので、わざと土を多めに山盛りにして埋めること。踏み抜かずに済むように、周囲に三角コーンを配置。

追伸。
校庭の土は非常に固く、スコップではなかなか歯が立たない。ツルハシで土を柔らかくほぐし、スコップで掘り進めるのが合理的。備中鍬があるとさらによいかも。

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