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ロンドンひとり旅3日目🇬🇧意地でも味わい尽くす

2024年7月。
ロンドン5泊7日。3日目の記録。


朝ごはん アールグレイのいい香り

9:30
駅の売店で購入したアボカドと卵のバケットサンドを駅のベンチで。

ガイドブックでは23度前後の気温と見ていたのだけど、実際には18〜20度で想定より寒い毎日。
前日にお会いした方から頂戴したM&Sのアールグレイを水筒に入れて、朝食と一緒にごくごく。水筒から立ちのぼる香りがとっても良いし、少し冷えた体を温めてくれて朝から良い気分!

この日の服装は、キャミソール、薄手の長袖ワンピース、ユニクロのウルトラライトダウン。飛行機用に持ってきたダウンがすごく役に立った!

たしか6ポンド(1,200円)ほど…ワォ!!
美味しいけど普通のバケットサンドです。

リージェンツ・パーク 今降らないで…散歩したいんだから

10:00
地下鉄で移動し、Baker Street駅から歩いて少し、リージェンツ・パーク内の『クィーン・メアリーズ・ローズ・ガーデン』へ。

リージェンツ・パークは王立公園で、動物園や屋外劇場、サッカーやラグビー、テニスなどのスポーツ施設、高等教育のキャンパス、と想像以上に多くのスポットがある。
その中でもクィーン・メアリーズ・ローズ・ガーデンはバラが咲き誇ることで有名なイギリス式庭園。

朝から雨模様で降ったり止んだり。公園散歩の時はちょっと晴れてくれ!ってお願いしてたんだけど、ダメだった(涙)到着して少し歩き始めたところで、小雨&強風スタート!!

「今じゃないでしょお〜!!!」とツッコミつつ、気持ちは花々と景色に向けて散歩を開始。

バラの見頃は6月ぐらいとのことで、見ごろは過ぎていたけど綺麗に咲いているものも。1.5×2mほどの区画が池の周りに連なっていて、それぞれに異なる種類のバラが植えられている。

バラには品種の書かれたプレートが立てられているのだけど、こちらが照れてしまうような愛や恋のメッセージが詰まった名称がいっぱい!!
愛する人を思い浮かべながら品種改良したのかな、なんて妄想すると甘い気持ちに…笑

バラ以外にもイギリス式庭園が広がっているので、見どころはたくさん!

池とその周りになだらかな起伏や曲線で構成される自然の風景のような様式がイギリス式庭園。フランスのヴェルサイユ宮殿の庭園のような幾何学的な模様(様式)と比較すると違いが分かりやすい。イギリス式庭園が家庭園芸のイングリッシュガーデンに繋がっているそう。

小雨が降っていたけど、色とりどりの草花が雨でキラキラして見えるのも素敵だった!

ノッティングヒル 勘違い第二弾発生…

11:30
Baker Street駅から10分ほど移動して、Ladbroke Grove駅へ。
目的は土曜日にたくさんのお店が立ち並ぶノッティングヒルエリアの「ポートベッロマーケット」。
それから通り沿いにある「The Cloth Shop」という生地屋さん。

駅からポートベッロの通りまでの高架下&ポートベッログリーン(公園)にもたくさんの出店が並んでいた。この時は、「No.1 Vintage Fashion Market」が開催中。
余裕があれば掘り出し物を探したかったけど、雰囲気だけ楽しませてもらって通過。目的の生地屋さんへ!!

「No.1 Vintage Fashion Market」ハイブランドやストリート系ブランドもミックスで並んでいた印象。

可愛いディスプレイ〜〜!!
リネンやコットンがメイン。他にもカップなどの食器、インテリア雑貨が少し。どこの国のものかはわからないけどランニングステッチのラリーキルトもレジ後ろに積んであった。
ここではマチのある大きめのキャンバストートをゲット!Yeah!!

そのあとは、ポートベッロ通り沿いのマーケットを順番に覗きながらぶらぶら。生鮮食品のお店も並んでいたりするので、地元の方が土曜日に買い出しに来ている、という感じ。

途中で『赤と青のガウン』(彬子女王著)で存在を知った「チャリティ・ショップ」も何軒か覗いた。お店ごとに得意なジャンルがありそう。

映画「ノッティングヒルの恋人」に登場する書店「THE NOTTING HILL BOOKSHOP」に立ち寄るつ・も・り・だ・っ・た。
そう。どんくさい私は勘違いして、書店ではなく上記の看板が目を引くお土産物屋を見て、帰ってきてしまった。

何してるんだい私!!!
行きの飛行機で映画を見て、しっかり予習したはずなのに、な〜んでやねん!!!
(2日目の「ケンジントン・ガーデンズ」勘違いに続き第二弾発生)

LEON なんで我慢できなかったんだ私

12:40
朝から歩き回っていたので、14時半に予約したアフタヌーンティーまで空腹を耐えられなかった。ポテトを少し。
この決断が、のちに私を苦しめることになるなんて、この時は知る由もない。(♪♪サスペンス風音楽〜〜♪♪)

NOTTING HILL GATE駅前にあるファストフード店「LEON」。お手洗いも行きたかったので、小休憩。

予約時間までM&Sに立ち寄って、アフタヌーンティーへレッツゴー!!

Afternoon Tea 「The Goring」 味わいつくしたいんです

14:30

昔、旅先のホテルで豪華なフルコースをいただいた時のこと。
すでに腹10分目の状態で、最後のデザートを向かえた。運ばれてきたのはケーキやアイスなどが素敵にデコレーションされたプレート。それだけでも相当な量なのに、食後の紅茶に合わせて茶菓子が登場。細長いプレートに可愛らしい見た目の豊富な種類のクッキーが一列に並ぶ。
華やかなフルコースのラストに気分は最高潮!!
コースのお料理がすべて美味しかったので、もちろんデザートだって全部味わいたい!でもお腹がいっぱいで入らない…でも食べたい…でも入りそうにない…食べたい…食べたい…食べたいのに食べられないぃぃぃぃ。

私はデザートを前に泣いた。

確か大学生の頃だったと思う。そこそこの大人がそんなことで泣くかって。
食い意地がひどい。今でも時々思い出しては苦笑いする恥ずかしい話。
ーーーーーーーーーーーーーー

いきなり何の話なんだ。という感じだけど、その時の再来だった。

イギリスに行ったら、やっぱりアフタヌーンティー!ということで、事前に予約していた5つ星ホテル「The Goring 」へ。

とっても素敵なエントランス
サンルームのようなお席。窓の外にはホテルのお庭。
最初にアミューズブーシュ(食前にいただく一口大のオードブル)。次にサンドウィッチが5種類。(チキン/サーモン&チーズ/トリュフ入りタマゴ/ハム&はちみつ&マスタード/きゅうり&クリームチーズ)そして3段スタンド。スコーンが2種類(プレーンとブドウ)。中段にクロテッドクリームと2種類のジャム、上段に3種類のパティスリー(ムース/ケーキ/タルト)。紅茶はお店のオリジナルブレンドをセレクト。

スコーンのほのかな甘味と少しの塩味とクロテッドクリームのコクが合わさって美味しい!!コクはあるんだけど、想像していたよりもクリームが軽かったので、ついついたっぷりと堪能。

パティスリーのゾーンに進んだ途端、お腹がはち切れそうになりましたよね。
「食べたい!食べられない!」のループ再来です。
さすがに泣かなかったけど、ポテトを食べたことを後悔しながら、時間をかけて美味しくいただきました。

ちなみに隣の席にいたカップルの女性は、無理のない範囲でお食事されていました。見習いたいものです(笑)

ナショナル・ギャラリー 「モネよ、私の背景になりなさい」

17:00
ぱんぱんのお腹を抱えながら「ナショナル・ギャラリー」へ。

ゴッホの『ひまわり』やモネの『睡蓮、日没』、スーラの『アニエールの水浴』などを鑑賞。
行く前にYouTube「山田五郎 オトナの教養講座」で、ゴッホはなぜひまわりを沢山描いたのか、というのを見ていたのだけど、こういった時に、美術について知識があればもっと面白いんだろうなと。
それでも雰囲気で自分の好みの絵を見るのは楽しかった。

本題とは違うけど、衝撃的だった光景が一つ。
モネの『睡蓮』。館内は撮影が許可されているから自由なんだけど、絵画のど真ん中でポージングを決めて写真を撮り続ける女性が一人(プラス撮影者)。
できれば、全景をこの目で見たい!と誰もが思っていたと思う。
しかし20分後に戻ってきても彼女は撮影会をしていた。
それだけ長い時間、ポージングをとり続けていられることに尊敬しちゃうよね。

結局、一旦ミュージアムショップへ行ってから再度戻ってきて、自分の目と写真におさめた。

フランスのオランジュリー美術館でも睡蓮を鑑賞したけど、やっぱり色使いが綺麗
ナショナル・ギャラリーの正面。美術館の前にはトラファルガー広場があって、常にたくさんの人。休日にはチェスを体験するイベントが開催されていて、人間チェス用の巨大なチェスボードも。
ちなみに、この広場にあるライオンの像をモデルにしたのが、三越本店の入り口にある一対のライオン像。


DAUNT BOOKS 向かいのショップに魅了される

18:30
2階建ての赤いバスに乗って移動。

「THE NOTTING HILL BOOKSHOP」は逃したけれど、行ってみたかった書店「 DAUNT BOOKS」へ。
ガイドブックには「ロンドンの文学少女御用達」と。作家の朗読やサイン会などのイベントも多いそう。書店には珍しい天窓があって、コンパクトながら明るくて気持ちいい空間の書店。
ここのキャンバストートを友達へのお土産にゲット!
私は色んな柄のラッピングペーパーが一冊になった本を購入。お部屋にポスターとして飾る予定♪♪♪

通りから建物を見た時は、奥にこんな空間があるとは想像できなかった!う〜ん、ここの上部はどうなっているんだ!?ちなみに地下には各国のコーナーがあって、日本に関する書籍も。

書店の外観写真を撮りたくて、道路を渡ると、とっても素敵なお店を発見!!

「Bayley & Sage」という高級食料品店。HPによると、1997年にスタートし、「品質に決して妥協せず、最もおいしい食材をお客様に提供する生鮮食品店を創る」というビジョンを掲げている。
ビジョンの通り、1階にはオーガニックの生鮮食品や産地をPRした乳製品、加工食品がいっぱい並んでいる。お値段はやっぱりちょっと高め。
それでもディスプレイも綺麗で、デリやベーカリーもあるので覗いてみるのは面白い。

私が気に入ったのは、店の奥にある階段を降りると地下にある「Abode Homeware」。同じ会社が運営している。
名前の通り、ホームウェアが並ぶんだけど、雰囲気が可愛い!

イギリスの田舎の家庭を想像させるような店内。(私の想像だけど)
マグカップやちょっとしたカトラリー。リネンやコットンのテーブルクロスやキッチンタオル。花瓶やキャンドル。ドライに近いお花もあって、花束を作ってくれるカウンターも。

「Abode Homeware」が併設されているのは、3店舗だけのようなのでHPをチェック。
思ってもないところで、自分の好みの世界観に出会える旅の醍醐味が味わえて大満足!

お店はとっても小さいから、すぐ見終わってしまうけど、この雰囲気はロンドンに来て初だった!
リネンのキッチンクロスとポストカードを購入。

散歩しながらホテルへ 食べすぎたから歩きたいけど腰は限界寸前

19:30
周辺を散歩しながら、百貨店「セルフリッジズ」とM&S(ウエストエンド店)に寄って、お土産にするお菓子や紅茶などの食料品を購入。

「セルフリッジズ」のディスプレイがカラフルでとってもキュート!スポーツがテーマだったみたい。(オリンピックが近いから?)。写真はボクシング。
こちらは登山。

21:30
ホテルへ戻って、軽めのご飯。
野菜餃子とサラダを買ったけど、餃子1個とサラダを少しで十分だった。

25,000歩以上歩けば仕方ないのか、腰は限界。(2日目は20,000歩超)
バンテリンを朝晩2回の塗布に増強。
アジア旅行なら旅の中盤で足つぼやマッサージを予定に組み込むのだけど、ロンドンではそんなスポットを手軽には探せず。
湯船に思いを馳せながら、シャワーを浴びて、念入りにストレッチ。
「頼む!!保ってくれ腰!!」と思いながら就寝。

(今回もとっても長いnote.になってしまった。読んでくださった方、ありがとうございます!)

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