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ロンドンひとり旅2日目🇬🇧初めましての待ち合わせ

2024年7月。
ロンドン5泊7日。旅2日目の記録。

朝ごはん 昨夜の念のためを食べる

私、お腹が空くと機嫌が悪くなるんです。

大人が何を言っているのだ、と言う感じだけど残念ながら本当。それに空腹で気持ちも悪くなる。
レストランに入る勇気が出なくて、日本のコンビニみたいに駆けこめるところが無かったら…ホームシックの騒ぎではなくなるのだ。

なので、1日目夜ご飯にありつけなかったら…とチェックインしてすぐ調達していた念のため夜ご飯。結局、スペイン料理にありつけたので(笑)、パスタサラダを朝ごはんとしていただきました。あとは、ホテルにあった紅茶。

最寄のCharing Cross駅にあるM&S(マークスアンドスペンサー)で購入。
サーモンの塩気が程よくて、美味しかった。

ウェストミンスター寺院 修復する人発見!

9:15
天気は小雨。
地下鉄で移動し、ビッグベンを横目に見ながらウェストミンスター寺院へ。
予約してなかったけど5〜10分で順番に入場。

数年前、一級建築士の予備校に2年弱通っていた。(受験しなかったけど)
その頃、全く面白く無かった建築史。
実物を見ると、面白く感じるんだよね。不思議。

改装や増築を繰り返し続けているようだけど、ウェストミンスター寺院は14世紀末までに大方今の形になってきたゴシック建築。

それまでの太い石の柱と分厚い石で壁を支えて建てられていたロマネスク建築から大きく変化。柱は細い線を束にしたような見た目。高く積み上げた大きな壁は外側から飛び梁で支えられている。その結果、綺麗なステンドグラスの壁面が可能に。彫刻やステンドグラスにはキリスト教のメッセージを伝える役割がある。
(表現と知識に誤りがあるかも…)

バラ窓(円形の窓、ステンドグラス部分)が美しい。
天井は尖塔アーチで交差リブヴォールトになっているのもわかる。

そして、順路の途中で修復している人を発見!!

「集中しなきゃいけないし、気が散るから邪魔しないでね」みたいな看板
を立てて作業していた。
こうやって色んな箇所を修復しながら、何百年も維持されていることに感動。

細いパテのような道具で、粘土みたいな素材を塗り込んだりしてたなぁ。
腰にきそうな体勢も尊敬の眼差しで見学。

たどり着けて嬉しかったのが、コラージュ・ガーデン

掲示されていた説明によると、
修道院時代に野菜や果物が作られていた場所。診療所の庭園部分もあり、治療に使われる薬草なども育てられていたそう。

寺院内も周辺も大勢の人で賑わっているけど、ここだけは静かで、小鳥が飛んでいて、さえずりも聞こえた。
見学ルートとしてはかなり奥まった場所で、この時は誰もおらず、静かな庭園を一人占め

四季に合わせて、さまざまな種類の植物が見られるそう。近くに住んでたら定期的に行きたい!

写真奥は時計台で有名なビックベンのあるウエストミンスター宮殿のヴィクトリアタワー

Watch House 初めましての方と待ち合わせ

11:30
旅先で待ち合わせをするって、どきどき、わくわく。しかもそれが初めましての方なら、尚更。

春に受講した上阪徹ブックライター塾。
その先輩がロンドンに移住されたと、同グループのFacebookで目にした。
面識もないけど、旅へ向けて勢いづいていた私はFacebookでメッセージを送信。

そしたらなんと、お茶でもいかがと嬉しい言葉をかけていただき、ロンドンで会う約束をしたのだ。
どう考えたって怪しかったし、本当に来るの?て感じだったと思う。感謝。

その方は企業勤めののち、ライターへ転身され、フリーでご活躍。
会社員からライターへなった際のお話や会社員時代の視点がどう生きるのか、などを聞かせてもらった。インタビュー時の心構えや聞き方も。(ホテルへ帰ってメモしまくった!笑)

私はライターとは関係のない仕事に復帰するけど、いずれ「誰かの届けたい!を書くことで力になる」ような仕事をしたいと思っている。
だからこちらとしては至れり尽くせりの時間を過ごさせてもらった。

結局、紅茶とチョコのお土産を頂戴しただけでなく、昼食もご馳走になった。
ご馳走様でした!

美味しそうなパンや焼き菓子が並ぶ。
日本のものより一つ一つが大きくて、どれも美味しそう!全部食べたかった!
ブランチメニューからFull Houseとオレンジジュース。
この後、チョコを練り込んだクロワッサンもペロリ。

V&A MUSEUM  妄想が膨らむ素敵なファッション

14:10
ヴィクトリア&アルバート博物館。
国立博物館で、現代美術をはじめ、各国の古美術、工芸、デザインなどのコレクションが展示されている。

私のお目当てはファッションとジュエリー、建築ゾーン。

ファッションゾーンでは、18世紀のファッションとそれを支えたテキスタイルを時代ごとに見ることができる。

『マリー・クワント ファッション革命1960-1970』には、「ロンドンがファッションの国際的な中心になることに彼女が大きく貢献した」というような説明がされていた。
マリー・クワントの店舗は現在ロンドンにはない。日本のコスメティックブランドとして日本の会社が運営しているだけのよう。

中学生の頃、兄が誕生日プレゼントにくれたのがマリー・クワントのコスメポーチ。そこからデザイナーとしてのマリー・クワントという存在やミニスカート、ツィギーを知った。

あぁ、ファッションの歴史&デザイナーとしてのソレと今のビジネスとしてのソレは別の物なんだ。
そんなふうに展示の前で眺めた。

あと、ファッションの展示で珍しかったのがメンズにも沢山触れられていたこと。(私が知らないだけかもしれないが、女性の自由、社会進出に合わせて服装が変化していく展示は多いと思う。)

「ロンドンはテーラーリング(洋服の仕立て)の歴史とストーリートウェアが両立していて紳士服市場の鍵となる場所」と説明されていた。
詳しくないけど、対照的に感じるファッションを生み出しているのは興味深い。

こんなカラフルなざっくりニット着たいよね

オートクチュールのドレスなどもたくさん展示されていて、洋裁が趣味の私は妄想が暴走気味。
絶対に真似できないような刺繍や立体的なデザインなんだけど、何かを自分の手仕事にも取り入れたい!!と目を見開いてガラスケースに張り付く。
裏地はどうなってるの?それは刺繍?その生地触らせてー!笑

素敵!!床のタイルまで素敵!

お目当てのゾーンを周遊して、中庭で休憩して、ミュージアムショップでポストカードを購入。
満足!!

※タイトルのトップ写真が博物館の中庭。風が抜けて気持ちいい空間。

ケンジントン・ガーデンズ ではなかった…

16:45
ヴィクトリア&アルバート博物館から寄り道しながら移動。

ケンジントン・ガーデンズはケンジントン宮殿などが立地している王立公園。とにかく広いので歩いたのは一部…

と思っていたのだけど、まさか!!!

今になって私が散歩したのはケンジントン・ガーデンズではない!!と判明。

隣接するハイド・パークだった。
二つはウエスト・キャリッジ・ドライヴという道路で区切られた隣接する公園。どちらも王立公園。
2つ合わせると東京ディズニーリゾート全体より広いので、分割する道路の存在をスルーしていた。2つの公園を横断するほど大きな池もあったし。
note.を書いて良かったー(笑)

公園ではジョギングしている人が本当に多い。
旅行中、他の公園にも立ち寄ったけど、みんな雨の中でも走っている!!まぁ霧雨みたいな雨だからかもしれないけど。

あんな軽い感じで走れたら気持ち良いだろなぁ〜。

陸地で座る時間も好きなのね。
ぽってりしててかわいい。
のんびりと歩く時間がとっても気持ち良い。
公園内に色んなゾーンがあって、歩くとどんどん景色が変わっていく。

ハロッズ ランジェリーゲットだぜ!!!

18:00
ハロッズはロンドンの老舗百貨店。
ガイドブックには必ず掲載されているショッピングスポット。

大抵の観光客はハロッズと書かれた紅茶やお菓子なんかの食品売り場を目掛けて行くが、
私のお目当てはランジェリー売り場!!

ランジェリーだけじゃなく、ファッションのサイズ展開は日本より海外の方が豊富。
日本では追いやられた売り場の隅で、選択肢なんてほぼないところか仕方なく選ぶ。そんなショッピングは何にも楽しくない。

だから、豊富なラインナップから選ぶ楽しいショッピングをしたくて、旅でここだけはお財布の紐をゆるゆるにして向かった!

そしたらなんと!!
SALE!SALE!SALE!
ガッツポーズ!!!!

(スラムダンクで3ポイントシュートが決まった時にしゃがみ込む感じのガッツポーズ!)

日本で輸入品を買う際の4分の1ぐらいのお値段。しかも選択肢いっぱい。
ウッキウキで3回もフィッティングルームに入った(笑)
まぁ4分の1ってことは、4倍買えるってことで…よっしゃ!!

食品売り場にも向かったけど、迷子になったから退散。施設の人に出口まで連れて行ってもらった…。

いつ、どこで、だれが着るんだろうか…
ジュディ・オングさん?

ナショナルポートレートギャラリー 生かしきれなかった金曜日

20:30
足腰限界の私は、座るためだけにギャラリーへ。

金曜日はいくつかの美術館や博物館が夜間開館を行っている。
ざっくりと予定を組んだ際、夜間開館を活用して美術館を見るぞ!と意気込んでいたのだが、そんな体力はもう残っていなかった…

たどり着いたナショナルポートゲートギャラリーでは、入り口付近のベンチで放心状態。
次回があれば、ゆっくり訪れたい場所の一つ。

パブ 緊張のパブ体験

21:00
体力をチャージしないと迎えなかったパブ初体験。

「勝手に空いている席に座って、カウンターで注文すれば良い」とガイドブックで予習していた。1番真剣に読んでイメージトレーニングまでしたのがパブでの注文方法!

練習の何割かしか本番では発揮できない…学校の先生に習った通り、全く発揮できなかった。

どうしていいか分からず、挙動不審でカウンターに直行。

私のような観光客にも慣れているのか、お姉さんが親切にテーブル席を用意してくれて、ゆっくり考えてね、とメニューも置いて行ってくれた。

スマートに出来なかったけど、じっくり考えて、注文&支払いし、座って乾杯!
クラフトビールがフルーティでめちゃくちゃ美味しい!最高!
食事もしっかり食べて、大満足。

ヴィンテージチェダーマック&チーズ 10.95ポンド
新鮮な野菜がたっぷりで、旅行中に嬉しいメニュー
私の思うブリティッシュ・トラッドスタイルの紳士と店内の一部

2日目終了。
お風呂上がりにバンテリンを全身に塗りたくり、就寝。

(書き残そうとすると、めちゃくちゃ長いnote.になってしまった。読んでくださった方、ありがとうございます!)

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