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アルビ狂時代(20)

「王者撃破に酔いしれる」

2023年5月14日

アルビレックス新潟さんにお声掛け頂き、ホームスタジアム・ビッグスワンにてトークをさせて頂きました。

ビッグスワンには4/1の名古屋戦にプライベートで訪れて以来。

早朝7時代の東京駅発新潟行きの新幹線は、対戦相手・横浜Fマリノスのサポーターで溢れかえっております。ホームの試合に向かうのに、何故か完全アウェイ感満載の状況から一日がスタート。崎陽軒のシウマイ弁当を頬張りながら車窓を眺める。やはり、どんな時であれ、スタジアムに向かう道中は楽しい気分になります。

09:51 新潟駅着。

改めて、Fマリノスサポーターの多さにびっくり。およそ3000人が観戦に訪れたとの事。経済効果も半端ないのだろうなぁ。オラが町のサッカーチームは、オラが町の経済にも貢献してくれてます。

改札口では、同級生のサポーター「あんにゃ」がお出迎え。いつもあんにゃの車でスタジアムまで連れて行ってもらっております。
今回はトークのゲストと言う事もあり、私のマネージャー的な立場で同行してもらいます。ありがたやー。

10:30ビッグスワン着。


アルビレックス新潟マーケティング部のKさんがお出迎え。前回(2022年)のトークにお声掛け頂いて以来のお付き合い。因みに、私の出身校・巻高校の後輩にあたります(更に言うとアルビの中野社長は巻高校の先輩)。



控室に案内して頂き、早速今日の打合せ。
トークショーですが、特に構成台本等がある訳では無く、好きにおしゃべりして下さいとの事。嬉しいなあ、好きに喋れるなんて。ただ迂闊な発言をして炎上だけは気をつけないとなあ…笑、などといらぬ心配をしながらKさんと談笑。

打合せもそこそこにKさんにスタジアム内を案内してもらいました。

なんと、ピッチの側まで連れて行ってもらいました。



すげえ、これがビッグスワンのピッチか。
触ってみると案外ピッチは硬い。芝生が生えてるとは言え、ここに豪快に転んだら、そりゃ痛いだろうなぁ。選手の皆さん、怪我だけは気をつけて、などと案じました。



それと同時に、ピッチの広さも実感。
テレビやスタンド席の俯瞰から見た目の広さと、ピッチレベルで見る広さ、全然違う。ここを走り回っている選手達は、さぞ大変だろうなぁ。選手達のハードさが実感出来る体験をさせてもらいました。


一旦、控室に戻ると、アルビレックスチアリーダースの面々が向こうから歩いて来る。実はチアリーダーのメンバーの中に、私の従兄弟の娘さん「CHIHANA」ちゃんがいます。声をかけ挨拶すると、何故かメンバー全員と記念撮影をしようと言う事に↓



ありがとう。試合中もアルビの試合を盛り上げてね。

12:00カナールステージ「ミヨッテ」にてトーク

お笑いコンビ「出来心」のお二人による軽快な司会のもと、楽しくトーク。


「アルビレックス新潟」の正式な発音、アクセントは?のアンケートを会場の皆さんから協力してもらったり、Jリーグ30周年の思いで話(マリノスの初代助っ人外国人、ディアス、ビスコンティ、エバートンの話や、Jリーグのファーストゴールを決めた、ビール腹のマイヤーの話等)、それから現在出演中の朝ドラ「らんまん」や、昨年出演させて頂いた大河ドラマの撮影時のお話などをさせて頂きました(楽しんで頂けたのだろうか…)。

12:20トーク終了

ここからは、試合開始まで自由時間。

スタグルエリアの「クオッテ」では、同級生が出店しているとの事なので、早速行ってみる事に。

すごい、行列…でも、それはどこも同じ。じゃ、並ぼうと言う事になりました。



約30分並びまして、生ビール、キーマカリーサンドをゲット。

その場で、ビールを喉越しで呑る。

うめぇ。

トークを終え、30分待ったビールは、しこたまうめぇ。

さて、ビールとつまみをゲットしたならば、自席へゴー。一旦控室に戻り手荷物を持って控室からエレベーターに乗り込むと、なんと、私の推しメンのご家族と遭遇っ!ビールとキーマカレーサンドを持ったまま少しだけご挨拶をさせて頂く。ビールとつまみを持ったままエレベーターに乗り込んで来た変なおじさんにも気さくに対応して下さいました。ありがとうございます。

ようやく自席に着き、選手の練習風景を見物。遠目から見ても、対戦相手Fマリノスの助っ人外国人・アンデルソンロペス選手の体格は反則級。あの屈強なボディと相対する選手達、大変だろうなぁなどと思いながら、キーマカレーサンドをパクつく。

13:30キックオフ

いきなり我らがファンタジスタ・伊藤選手の枠内シュートっ!キーパーに阻まれましたが、幸先の良いスタート。

同じパスワークが主体のチーム同士だけに、お互いに差し合い面白い試合。しかし個のパワーでゴリゴリくるFマリノス、危険です。GK小島選手のナイスセーブ連発でなんとかスコアレスで前半終了と思いきや、最後の最後にコーナーキックから失点…むむむ。いや、でも、しかし、スタジアムのヴィジョンにVAR確認中の文字。どうやらオフサイドの可能性があるらしい。

確認中…長い。猛烈に長い。5分は確認してたと思う。と、言う事はオフサイドの可能性高くね?と、勝手に良い方に考える。

結果、オフサイド無しでゴール確定。

くくく…前半終了間際の失点。一番嫌な時に点を取られてしまった。

後半。

見違える様なアルビレックス新潟。ぐんぐんFマリノス陣内に押し込む。

なんかやってくれそうな予感。

あの、ここだけの話、今シーズンの私の現地参戦の勝敗は対名古屋戦負け、東京戦負け、横浜FC戦負け。

大きな声じゃ言えませんが、全敗中。

でも、今日はなんとかやってくれそう。

屈強なアンデルソンロペス選手にも負けず、案外固かったピッチにもめげず、アルビの選手達、頑張ってます。

すると、前線のプレスから奪い取ったチャンスに伊藤選手が抜け出しシュートっ!

同点っ!

うおーーーーーーっ!

前回王者Fマリノスから点取ったどーっ!

しかもゴール前でクールにキーパーを交わしてのクール太郎(伊藤選手)のゴール。

スタジアムのボルテージが俄然上がる。


そして10分後、また歓喜の瞬間到来。

我らが泣き虫ボーイ三戸ちゃんこと、三戸選手が超絶スーパーなミドルシュートでド派手ゴールっ!

加入一年目、交代出場直後にレッドカードをもらい、悔しさのあまり泣いてしまい、その後何故か胴上げされると言う面白展開があり、泣き虫三戸ちゃんと言われた三戸選手が、3年目にしっかりと貫禄をつけた主力となり、J1の舞台でスーペルゴラッソ。

スタジアムは大絶叫の歓喜。
私も拳を振り上げ絶叫っ!
うおーーーーーーっ!

試合終了。
同行してくれたあんにゃとがっちり握手。

やりました、やりました、我らがアルビレックス新潟、前回覇者の横浜Fマリノスに逆転勝利。

いやー、感動、感動です。

たっぷり勝利の余韻に浸る。

選手がスタジアムを一周し、サポーターに挨拶。万来の拍手。選手達も皆笑顔。



よくやってくれました。皆さん、お疲れ様です!

今年はJ1に昇格したばかり。厳しい戦いになる事は分かってたつもりです。でもここのところ長らく勝利から遠ざかり、選手や皆さんの笑顔が見られなかった日々。やっぱり勝利はいいものですね。笑顔っていいですね。ネットも勝利の後はみんな晴れやか。美味い酒、飲んでます、と言う投稿に溢れていてこちらの酒も美味くなる。

いつも良いとは行かないところが人生と一緒。それも含めて楽しみたいと思います。

今度はいつスタジアムに行けるだろう。

今回もたくさんのサポーターの皆さんに声を掛けてもらいました。ありがとうございます。

またいつかお会い出来たらと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

清水伸

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