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挑戦をし続けることで自分や多くの人の夢を叶える画家“作城妙子さん”

作城 妙子さんのプロフィール
出身地:鹿児島県 徳之島
活動地域:国内・国外
経歴:
アトリエぱれっと主宰
ロサンゼルス美術協会LELA会員
大阪府建団連主催[技フェスタ左官ア—ト展 審査委員長
★大阪芸術大学CM出演、2013年案内書に掲載される
★NHKのニュースに取り上げられる。
★サンフランシスコ領事館で展覧会開催  
★ニューヨーク個展2回開催
★2015年4月関西TV「となりの人間国宝」に出演
【画 歴】
*Tha 25thInternationalArt Festival2017 in Yokohama,& Nagasakijapan
*Lantern of the East International Art Festival毎年
 各国開催ロサンゼルス,タイ,ブラジル,フィリピン、韓国等
*上野の森美術館大賞展7年連続入選
*独立美術協会公募展11回連続入選
*関西独立11年連続入選(関独賞3回・大阪市長賞・I賞)
【個 展】
*東京銀座ア-トギャラリ*田中一村記念美術館
*ニューヨーク321StudioGalleryとYamaRestaurant」  
*ロサンゼルスMIYAKO HOTEL等々計34度の個展
座右の銘
「ピンチはチャンス」

ドバイで展覧会がしたい

Q1.どのような夢やビジョンをお持ちですか?

作城さん(以下、作城) 今72歳で、今までいろんな夢を叶えてきたけど、「ドバイで絵を売りなさい」って、某メーカーの会長さんにおっしゃっていただいたので、「ドバイって何でしょうかね?」と聞きました。それでその方が「ドバイはスケールも家も大きいから、作城さんの描かれるような大きな絵が似合う。あちらは木が少ないですし、絵がスピリチュアル的で人を感動させるからぴったりです。」と仰いました。だから、facebookでドバイで絵を売りたいと書いたら、たくさん返事が来て、ちょっと怪しいなって思うものも多かったです。でも、とにかくドバイで展覧会を一度してみたいと思っています。木の無い国でどれだけ私の絵がうけるかチャレンジしてみたいですね。

記者 ステキですね。

作城:当面の夢は、ドバイで展覧会をしたいことです。それと自伝小説を出したいです。18歳で田舎から出てくるまでの悪ガキ時代の話し、100話くらいをフェイスブックで書いたら、それをまとめて本にしたらいいよと言われました。入院中の事やライブギャラリーをしていた時の事など、いくつかに分けて発信しようかなと考えてます。でも、私が今描いている絵というより、漫画みたいな絵が必要だし。漫画は描いたことないけど、挑戦するのも面白いかもしれないですね 。
 きっかけは、某大学の教授に、オンラインでの発信は30代〜40代の人たちしか見ないし、出版社を紹介するから出版しなさいと言われたんですよね。まあ、出版もオンラインも両方してしまうのもいいですね。
 私の話は日常の面白いことを書いています。例えば、川上に子供たちが集まって飛び込みする所で、飛び込み先が岩だらけだから、的を絞って飛ばないといけないんです。私もそこから飛びたくて行ったら、後ろから押されてしまい、的が外れてお尻を打ってしまいました。もう屁っ放り腰で、痛い痛いって言いながら家に帰って、お母さんに「どうしたんやっ」て言われて、「お尻を打った」って言ったら、お母さんに見せたら「ありゃりゃりゃ、お尻が2つにわれとる」って。それ以来、私のお尻は二つに割れていますって。(笑)
そんな短いものが100話まであります。

ニューヨークの出版社から限定販売で図録を出す

Q2.ドバイで個展を出すために、どのような計画を立てていますか?

作城:絵の図録を作ろうという話になっています。写真をされてる社長さんが、「貴重な絵を現地に持って行って、何かあったり傷がついたら大変なので、写真を撮ってそれを持って行って飾れば経費もかかりません。絵の本物が欲しい人が居たら日本から送ったらどうですか」と提案されて図録を作ることになりました。個展はまだ決まっていなくて、まだ動き始めたばかりです。でも、ニューヨークの出版社から図録を限定販売で出すことは決まりました。

「明日死ぬと思って生きなさい」
「永遠に生きると思って学びなさい」

Q3.日々の活動で、大事にされていることは何ですか?

作城 ガンジーの「明日死ぬと思って生きなさい」「永遠に生きると思って学びなさい」という言葉があって、それに感銘してね。私は胸に置いているの。だから、明日死ぬなら今日やり残すことがあったらあかんって思うから、ギリギリまでやって、しゃあないから寝る。それで、朝目が覚めたら生きてたって思ってます。
あと、私の絵を買う人や出会う人などに「ピンチはチャンスやで」って誰にでも言うてあげてます。落ち込んでいたら、もうチャンスはない。落ち込む前や涙流す前に、でも上を見上げろってな。ここからチャンスはどんどん通り過ぎていくから、掴まなあかんでって言うてあげます。だってそれが大事なことで、落ち込んで人生終わる人もいるからね。
 だから私は、「ピンチが来たらチャンスはすぐそこに来てるから、ワクワクせなおかしいやろ」って言うし、ピンチが来たらワクワクして、どんなチャンスが来るんだろうかって思いますね。

記者 そのパワーの源は何でしょうか?

作城:人生を楽しみ、好きなように生きることです。そこそこですが、何でもできると言って、平気で人前に出てやります。それをみんなが喜んでくれて、プロの歌手にはなれないけど、外で歌えば拍手をくれます。踊りだってもっと上手い人はいますが、ちょっと踊っただけで喜んでくれます。プロになるわけじゃないから、それで良くて。楽しんでます。

20歳では描けない、人生の色々、酸いも甘いも経験して初めて描ける絵

Q4.今に行き着いたきっかけは、どのようなことでしたか?

作城 43歳で子供を産みましたが、弱い子でした。何度も入退院を繰り返したから、親も過保護になってしまいました。このままではダメだと思って、絵を習いに行きました。そんなきっかけから絵に目覚めました。47歳だから良かったんです。20歳では描けない、人生の色々、酸いも甘いも経験して初めて描ける絵です。
 絵を観て泣く人は1割くらいだけど、その人はラッキーです。絵と交信できたと言いますか、その絵に向かって自分の夢を語って帰りなさいと言ってあげています。そうしたら夢が叶いましたと、200人以上の方達からお礼のメッセージや電話がきます。

記者:ご自身の夢も叶えて人の夢も叶えるのですね。

作城:実際に現物の絵を観て夢を語る方が叶いますよね。ハガキでも叶った人がいるけど、玄関の入り口に置いて、自分の耳に聞こえるくらいの声で夢を語ります。そうすると叶うらしいです。
私は占い師でも霊媒師でもないけど、自分の言霊が回って自分をコントロールします。
 画家になりたいって言ってても、漠然と思っている人は何もしないです。それを話しながら祈ると、それがご本人の中にインプットされて頑張って勉強をする。行動を起こさせるために自分を洗脳して、私は画家になるんだって力が入ります。言霊が自分をコントロールして、それで叶います。大きい声で言うと勇気が出ます。
 でも本当に私の絵を持っている人は、絵に対する思いが違います。人からもらったものは効力が薄いです。自分でお金を払ってでも買いたい人は、祈りの思いが違います。思いのエネルギーを物質化する力があるのかなと思います。

毎日見ている人と旅行に行った人が見たものとでは、真髄までは描けない

Q5.どうしてガジュマルの木をモチーフに描かれているのですか?

作城 鹿児島県の徳之島にガジュマルの木があります。それには、ケンムンと言われる精霊とも妖怪ともとれるものが住んでいると昔から言われています。良いことをすると富と名声を授けてくれるけれど、悪いことをすると山に連れて行って殺されると、小さい時から爺さんや婆さんに聞かされて育ちました。昼間は木に登って遊んで、夕方になるとケンムンが帰ってくるから、子供らはちゃんと帰ります。

記者:徳之島で育ったからこんなに身近に描けるんですね。

作城:私はフランスやらヨーロッパに行って海外の絵を描いていたのですが、いくら私がフランスの絵を描いたってフランスの人には敵いません。毎日見ている人と旅行で行った人が見たのとでは、真髄までは描けません。
本物を描くにはどうしたらいいやろうと考えました。それで、ガジュマルが一番身近でした。小さい頃から遊んだり、怖がったり、色んなことを爺さん婆さんに体験談を聞かせてもらいながら暮らしてきました。それは誰も持っていない、真似できないものを持っていることに気づいて、ガジュマルを描き始めました。ガジュマルといえば「作城妙子」だと言われたいですね。

ピンチはチャンス。チャンスは一回きりじゃないし、誰にでもいくらでもあります。挑戦をし続けることが大事。

Q6.最後に、読者に向けて今の世の中に対して伝えたいことはありますか?

作城 「ピンチはチャンス」と思って、必ずチャンスは来るから、希望を持ってどんな時もくじけずに、そのチャンスを逃さないように、逃すも逃さないも己次第や。そのチャンスを逃さずに掴んで自分で這い上がらないと、人に頼っていてはダメ。それを自覚して生きてくださいと言いたいですね。
 チャンスは一回きりじゃないし、誰にでもいくらでもあります。でも良いチャンスとしょうもないチャンスとあるからそれを見極めて、これが一番というのでなくても良いから、人に与えられるものではないから、待ってたってダメ。自分で掴んで、這い上がってからまたチャンスを乗り越えていったら良いです。
 そして、挫折を怖がっちゃダメ。ダメだったのが元に戻っただけ。また何回でも行ったらいい。力強くならないと。挑戦はしないとけないです。
 
 私は何回も危機を乗り越えてきています。自分が輝き続けなきゃ。みんな自分なりの輝きをもっているから、自分の長所も短所も知って輝いてください。

記者 危機をチャンスに変えて何度も乗り越えてきたからこそ、自分の夢を叶えるだけでなく、作城さんの描かれる絵から多くの人の夢を叶えるエネルギーを与えることができるのだと感じました。

本日は貴重なお話ありがとうございました。
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作城 妙子 さんに関する情報はこちら↓↓↓

★只今ニューヨークで画集制作中
★実物大(130号294×162㎝)の写真展企画中
★来年はドバイと香港で個展を企画中

★8月の東京個展情報
期間:8月3日 19:00~8月10日 22:00

★大阪 11月18日~22日迄
谷九のホルベイン絵の具会社のギャラリーで開催予定

【編集後記】
今回、記者を担当した小畑、室岡、長尾です。
 取材を通して、一目見たら忘れられない、心に残る印象的な絵を描かれる作城さんの原動力に触れさせていただきました。
ご自身だけでなく、多くの方達の夢を叶えながら、これからの人生を楽しみ、好きなように生きながら、多くの方に希望を与えていただけたらと思います。今後も、ますますのご活躍を応援しています。

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この記事は、リライズ・ニュースマガジン “美しい時代を創る人達” にも掲載されています。

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