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韓国で回復後に再陽性111人 新型コロナ、WHOも調査 韓国の保健当局は12日、新型コロナウイルスの感染者で、いったん回復してから再び陽性と診断された人が111人に上ると発表した。体内のウイルスが再活性化したか、新たに感染した可能性があるという。一般的な感染症では感染して体内に抗体ができれば2度目はかかりにくいとされており、韓国当局は世界保健機関(WHO)とともに調査を進めている。

韓国中央防疫対策本部によると、2月に集団感染が発生した南東部大邱(テグ)市などで、再陽性の事例が報告されたという。同本部は個々の事例を調査し、再陽性となった場合にも重症化するかどうか、さらに他者に感染するかどうかを調べている。韓国以外でも再陽性となる事例が発生しており、WHOも医療専門家を組織して原因究明にあたっている。 韓国では2月に大邱市の新興宗教の教会での集団感染が発生して以降、全国的に感染者数が増えた。12日時点の感染者数は1万512人、そのうち回復して隔離を解除された人数は7368人となっている。4月に入って感染者の確認件数は減少傾向にあり、現在は1日あたり30人程度で推移している。

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