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中国の外貨準備、2カ月連続で増加 5月末 中国人民銀行(中央銀行)が7日発表した2020年5月末の外貨準備は、前月末比102億ドル増の3兆1016億ドル(約340兆円)だった。前月比で増加するのは2カ月連続となる。

5月は米ドルがユーロなどに対して下落し、外貨準備で保有するユーロ建て資産などの価値がドル換算で膨らんだのが1つの原因だ。先進国で長期金利が上昇し、債券価格が下落したマイナスの影響を補った。 5月は人民元が対ドルで大きく下落したが、人民銀行は大規模なドル売り・人民元買いの為替介入を見送っていたことがうかがえる。

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