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#日本国内の情勢は不明 #FTコロナ予防接種年内にも世界で開始へ #FinancialTimes 最初の新型コロナウイルス用ワクチンが数週間内に国際展開に入る見込みとなり、欧米双方の保健衛生当局者は、年末までに予防接種が始まるとみている。 英国は、米ファイザーと独ビオンテックによって共同開発されたワクチンを承認する最初の国になると見られており、早ければ12月7日にも最初のワクチン接種の実施を目指している。

米国では、米食品医薬品局(FDA)が12月10日に有識者会合を開いた後、程なく承認が下りる可能性がある。 米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は11月29日、米NBCのインタビューで「我々はおそらく、ほぼ確実に、12月末までに、優先度が最も高い個人の一部にワクチン接種を実施しているだろう」と語った。 ドイツの政府高官は週末に、欧州の規制当局からゴーサインが出次第、12月に人々が予防接種を受け始められるようにする準備を整えたと述べた。 ドイツのシュパーン保健相はバイエルン放送のラジオ番組で、「我々は今のところ、12月半ばまでに、これ(ファイザーとビオンテックのワクチン)が承認されるとみている」と語った。 #欧州医薬品庁12月に承認検討 本紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が確認した機密文書によると、欧州連合(EU)全土の医薬品に許認可を与える欧州医薬品庁(EMA)は、ファイザーとビオンテックのワクチンと、米モデルナが開発している競合ワクチン候補について、承認するか否かの検討を12月に行う予定。12月に承認が下りれば、EU27カ国が年末を待たずに予防接種を始める道が開ける。 #だがEMAの手続きに通じた人々はワクチンの承認にはハードルが多く1つの障害をクリアできなかっただけでも大きな遅れが生じるおそれがあるという 。 英国は厳密には、ブレグジット(英国のEU離脱)の移行期間が終わる来年1月1日まで、EMAの規制の管轄下に入っている。だが、英国の医薬品庁は2012年の規約改定に基づき、切迫した公衆衛生上の必要性が生じた場合はEUの規制の枠組みから離脱できる。 #EMAはワクチンの承認申請が提出された時にはそれを公表し承認プロセスの詳しいスケジュールを示すとしている#EMAは評価作業の進展次第で年末か来年初めには最も進んだワクチン候補の評価を完了できるかもしれないとFTに語った 。 規制当局は、圧倒的な公衆衛生上のニーズと、承認プロセスへの信頼を確保する責務の間で難しいバランスを取ることを迫られている。一部の国では、承認プロセスは医療上の問題として物議をかもしている。また、一部の人に広がるワクチン接種への抵抗は、パンデミック(世界的大流行)を抑えようとする医療当局の努力を阻害しかねない。 #大規模予防接種は来年後半に EMAのプロセスに通じた人々によると、英国と米国が先にワクチンを承認する公算が大きいため、EMAは承認手続きを早めるよう圧力をかけられている。 だが、EMAは声明で、「政治的な圧力は受けていない」と述べた。 「(EMAが)ワクチンを推奨するにあたって考慮するのは、安全性、品質、有効性に関する科学的エビデンス(証拠)だけだ。その他は一切考慮しない」。声明には、こう書かれている。「接種の恩恵がワクチンのあらゆるリスクを上回ると確信できるエビデンスがそろったときに承認が下りる」 世界中で、ワクチンの供給が需要に追い付くのは来年後半になる見込みで、当初は医療従事者と感染リスクの高い病人に優先的にワクチンが接種される見通し。ワクチン接種の立ち上がりはワクチンの供給量次第であり、大規模な予防接種キャンペーンが始まるのは来年後半になるとみられている。 

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