結局こうなる‼ イラク首都で反米抗議デモ イラン司令官殺害で イラク首都バグダッドで4日、米軍によるイラン革命防衛隊の精鋭組織「コッズ部隊」のソレイマニ司令官殺害に抗議する数千人規模のデモが発生した。

AP通信によると、イスラム教シーア派住民とみられる参加者は「米国に死を! イスラエルに死を!」などと叫び、米国やその同盟国イスラエルを非難した。 ソレイマニ氏や、同時に殺害されたシーア派組織幹部のひつぎを乗せたとみられる葬儀車が4日、バグダッド北部のカドミヤ地区などを通過した。シーア派住民が多いカルバラなどイラク各地でもソレイマニ氏の死を悼む集会が開かれたもようだ。ソレイマニ氏の遺体は今後、イランに運ばれる見通しだ。 2003年のイラク戦争でフセイン政権を打倒した米国は、イラクの再建で多大な犠牲を払ってきた。しかし、今回のソレイマニ氏の殺害でシーア派住民のあいだに反米感情が高まっているもようだ。 一方でイラクの少数派であるスンニ派は、イランの影響力拡大やシーア派の権力増大に不満を強めてきた。一部がソレイマニ氏の殺害を歓迎しているのは確実だ。事件はイラクの分断と混乱を深める懸念がある。 米軍は3日未明、ソレイマニ氏がバグダッドの国際空港に降り立ったタイミングを狙い、無人機によって殺害した。イラン最高指導者ハメネイ師は米国への報復を警告した

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